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ダウンロードの速度が遅い！高速化するための解決手段とその理由を説明
大きな動画ファイルやアプリのアップデート、ダウンロード専用ソフトなどそこそこ容量が大きいデータをダウンロードする際に感じる「ダウンロード速度の遅さ」。
ヒカモバ今からできる改善と対策でもしかしたらダウンロード速度が速くなる可能性があるため、いくつか対策方法を用意したので実践してみてください。
解決するために実施する項目（メニュー）※クリックでジャンプします
この記事の執筆者
谷口修一（SHUICHI TANIGUCHI）
光回線の販促事業や7年に渡るインターネット回線のサポート業務に従事。毎年1,500人以上の光回線ユーザーのサポートを行い、NTT東日本からの感謝状を頂いた経験もあり。
ネットサービス利用者にもっとも近しい立場で考え、どこよりも快適に、より合理的で的確な情報をスタンスとして記事を執筆しています。
目次
① 接続しているインターネット機器の再起動
まずダウンロードを行いたい端末（パソコン、スマホ、タブレット）の機器の再起動と接続しているインターネット通信機器（無線LANルーターやモバイルルーター）などの再起動を行ってください。
ただしアップデートなどで「電源を切らないでください」と警告が出ている通信端末の場合は行わないように注意してください。その場合はダウンロードなどを一時中断し、電源を落としても構わない状況を確認した上で再起動の操作を行ってください。
再起動を行う理由
パソコンやスマートフォンを長時間起動し続けると、複数のアプリやプロセスがバックグラウンドで動作し続けるため、処理が蓄積して動作が重くなることがあります。
ルーターも同様に、長時間電源を入れたままネット接続を続けていると、本体の処理やWi-Fi通信、さらにはプロバイダ側との通信が干渉し合い、速度が低下することがあります。再起動することで接続がリフレッシュされ、快適な通信状態に戻せます。
ヒカモバもちろんこれで改善がなければ大本の光ケーブルが壁からつながっている「モデム（ONU）」の再起動も実施してみましょう。
無線LANルーター（プロバイダ通信） ＞ モデム（NTTなどの大本の通信）
↑多くの方がこのような通信方式で接続しているパターンが多く両方とも再起動することで通信がリセットがされ高速化する効果が期待出来ます。
② 他の接続機器のネット通信を切断する
ヒカモバ例えば自宅でインターネットを利用しているなら他の接続している「パソコン」「スマホ」「タブレット」「プリンタ」「ゲーム機」などの複数のデバイスが一斉に一つのネットに接続されている場合があると思います。
その際にはダウンロードを実際に行っている端末以外のネット通信を切断してください。
その他の通信機器を遮断する理由
ネットに接続する機器が増えるほど通信が干渉しやすくなり、その結果インターネットの速度低下を招くことがあります。
公共施設やイベント会場、満員電車などで、携帯の電波が混み合ってつながりにくくなった経験がある方も多いでしょう。自宅や周辺でも、接続している通信機器が多すぎると同じように回線が混雑し、通信が不安定になることがあります。
③ ダウンロード中以外のアプリケーションを終了する
ヒカモバダウンロードを行っているデバイス端末がダウンロード処理以外にも複数のアプリケーション通信を行うために裏で可動している状況は多々あります。
もしも他の通信を行うアプリケーションが起動している場合はそのアプリケーションを停止しましょう。
またPS4などのゲーム機であるゲームの大型アップデートなどがある場合は現在プレイしているゲームのオンライン通信などは切断しておいたほうが多少速度が早くなったりなどの効果が見込めます。
ダウンロード中のアプリを終了する理由
SNSアプリやクラウドサービスなど、常に通信が必要なアプリはバックグラウンドでもデータのやり取りを続けています。そのため通信の帯域幅を消費し、結果として速度低下の原因になることがあります。
スマホやパソコンのアプリの終了方法については下記を参考にしてみてください。
④ ブラウザでDLの場合キャッシュの削除を実施する
ヒカモバダウンロードはアプリケーションのみならずファイルのダウンロードとしてブラウザを使うケースも多いと思います。
「Internet Explorer」「Chrome」「Safari」「Firefox」などのインターネットブラウザを使ってダウンロードを実施していて速度が遅いと感じている場合はキャッシュの削除（クリア）を実施してください。
ブラウザのキャッシュ削除をする理由
キャッシュは本来、読み込みを速くするための仕組みですが、データが溜まりすぎると逆にネット閲覧やダウンロード速度にまで悪影響を及ぼすことがあります。そのため、定期的に削除してリフレッシュすることが大切です。
Internet Explorerのキャッシュ削除
⑤ 有線LANケーブルに切り替えてみる
ヒカモバパソコン、家庭用ゲーム機（PS4、XBOX、Nintendo Switch）などはWiFi（無線LNA）のネット接続だけではなく、有線LANケーブルでの接続が可能です。
有線LAN接続も可能な端末であれば有線LANでのネット接続に切り替えたほうがダウンロードが高速化する可能性が高いです。
WiFiから有線LANへ切り替える理由
Wi-Fiは無線で電波を利用してインターネットに接続するため、建物などの障害物や他の通信機器からの電波干渉の影響を受けやすく、速度が低下しやすい傾向があります。そのため、安定性や速度を重視するなら有線LAN接続の方が優れています。
ただし最近のノートパソコンなどは上記ようなLANケーブルの差し込み口がないため、止む終えなくWiFiでインターネットに接続しなければならないケースも多いです。
そういった時に役立つのが有線LANアダプタです。
PC・任天堂ゲーム機、有線LANアダプタ
ノートパソコンにUSBポートがあればLANケーブルポートへ変換できるアダプタです。比較的リーズナブルです。
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ポチップ
PS4/PS5やXBOX oneなどの据え置きゲーム機はもともと有線LANの差込口がありますが、Nintendo SwitchやWiiUなどはLANケーブルを接続する際には必ず有線LANアダプタが必要になります。
※WiiU、Wiiに関してはUSB2.0までしか対応していませんのでUSB2.0に対応したLANアダプタを必ず選択するようにしてください。
Nintendo Switch Liteは基本的にドックが使えないのですが、サードパーティでUSB-Cを経由して有線LANへ接続するアダプタがあるので、ダウンロードの時にだけそれを使うという手もありです。
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ポチップ
Android用、最新のWindows、macbook用にUSB-CタイプのLANアダプタ
Androidや最近のWindowsパソコンやmacbookは「USBタイプC」を採用しているデバイスが多く、USBタイプCを有線LANポートへ変換してくれるアダプタが転送速度も高速で人気があります。
もちろんパソコンのみならずAndroidのタブレットやスマートフォンでもUSBタイプCの差し込み口があれば利用可能なため、ダウンロード速度が遅いと感じているのであれば試してみるのも良いかもしれません。
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⑥ 高速のDNSサーバーへ切り替える
ほとんどのネットユーザーは契約しているデフォルトのDNSを使い色々なサービスへアクセスしていますが、このDNSを高速でより快適なタイプへ切り替えることで改善する可能性があります。
おすすめのDNS
| 提供会社 | プライマリDNS （優先DNSサーバー） | セカンダリDNS （代替DNSサーバー） |
|---|---|---|
| Google Public DNS （Google） | 8.8.8.8 （IPv4の場合） 2001:4860:4860::8888 （IPv6の場合） | 8.8.4.4 （IPv4の場合） 2001:4860:4860::8844 （IPv6の場合） |
| Cloudflare | 1.1.1.1 （IPv4の場合） 2606:4700:4700::1111 （IPv6の場合） | 1.0.0.1 （IPv4の場合） 2606:4700:4700::1001 （IPv6の場合） |
| OpenDNS | 208.67.222.222 | 208.67.220.220 |
| Quad9 | 9.9.9.9 | 149.112.112.112 |
上記は応答速度が向上し、セキュリティの十分に担保された会社が提供しているDNSサーバーとなるので、こちらへアクセスするような設定変更を行って様子をみるのもありでしょう。
これらのDNSへの変更方法は以下から
設定＞接続中のWiFiネットワークの右側にある【i】マークを押す＞DNSを構成＞自動から手動へ選択＞
すでにある2つのDNSサーバーを削除＞サーバーを追加から1.1.1.1と1.0.0.1もしくは8.8.8.8と8.8.4.4を追加＞右上の保存を押す
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⑦ 最新技術搭載の無線LANルーターへ買い換える
ヒカモバもしも有線LAN接続を断念し、WiFi接続にて高速ダウンロードを行いたい方は最新技術搭載の無線LANルーターを検討するのも良いと思います。
実際に私が利用している無線LANルーターを5年ぶりに買い替えた際にWiFi接続時の速度が1.5倍ほど向上しました。
最新ルーターへ買い換える理由
最新技術を搭載した無線LANルーターはより通信機器へ届きやすい「ビームフォーミング」やWiFi接続が高速化した通信規格が利用できたり、QoS(Quality of Service)機能を活用して、一定の通信を高速化することができダウンロード速度の改善に貢献する可能性が高いです。
高機能なルーターであればQoS機能が備わっている製品もあり、QoS機能を使うとダウンロードに優先的に帯域を割り当て。他のアプリケーション（例：動画ストリーミング）の帯域消費を制限することが可能です。
→QoS機能について詳しく（参照）
ただし無線LAN側だけではなくインターネット契約、接続するデバイスなどのスペック、環境や相性にも影響を受けるため必ずしも速度が向上するわけではないということだけ念頭に入れておきましょう。
現在の最高技術を搭載した無線LANルーターが気になる方は下記をチェックしてみてください。
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⑧ 契約しているインターネット業者・プロバイダへ問い合わせる
ヒカモバどうしても今の環境を変えずにダウンロード速度を速くしたいという場合は、改善方法をプロバイダ側で提案できることもあるかもしれません。
最近では契約しているプロバイダ側がiPv6に対応した次世代高速インターネット通信が利用できるプランなどを用意しているパターンが多いです。
契約プロバイダへ問い合わる理由
長年契約している契約やサービスの見直しの機会にもなり、また通信回線が改善できる大きなヒントを得られる可能性もあるためです。
もしも現在のインターネットのプラン状況や今の通信速度に不満がある場合は一度どういった理由で通信が遅いのか、改善されないのかを直接問い合わせしてみると良いでしょう。
⑨ 更に高速なインターネット回線サービスへ乗り換える
ヒカモバもしも従来からずっと同じインターネットサービス契約しているならこれを機にさらに高速なインターネット回線へ乗り換える大きなきっかけかもしれません。
スマートフォンやパソコンなどがどんどん進化を遂げて数年単位で乗り換えているのにもかかわらず、インターネット契約だけずっと同じ契約だったとしたら非常にもったいないと感じます。
今では1Gbps〜10Gbpsなどのより高速なインターネットサービスも開始しているので「過去にはネット回線の乗り換えも検討した」という方は現在の高速インターネットサービスをチラ見してみると良いと思います。
※?スマホセット割や特典で選ぶおすすめの光回線。
スクロールできます
| 光回線業者 |  |  |  |  |  |  |  |
| 最大速度 | 2Gbps 〜 10Gbps | 1Gbps 〜 10Gbps | 1Gbps 〜 10Gbps | 1Gbps 〜 10Gbps | 1Gbps 〜 10Gbps | 1Gbps 〜 10Gbps | 1Gbps 〜 10Gbps |
| 回線の種別 | NURO独自回線 | フレッツ光 コラボ | フレッツ光 コラボ | au独自回線 | フレッツ光 コラボ | eo独自回線 | フレッツ光 コラボ |
| マンション月額 | 3,850円 | 4,378円 | 4,400円 | 4,180円 | 3,270円 | 3,280円〜 （1年間） | 4,730円 |
| 戸建て月額 | 5,200円 | 5,478円 | 5,720円 | 5,610円 | 4,370円 | 3,280円〜 （1年間） | 6,270円 |
| 工事費 | 実質無料 | 実質無料 | 実質無料 | 実質無料 | 実質無料 （10ギガ/Lite） | 実質無料 | 実質無料 |
| キャンペーン | 【戸建て】 最大85,000円キャッシュバック 【マンション】 最大55,000円キャッシュバック | 最大95,000円キャッシュバック ＋ 最大6ヶ月無料 | 最大55,000円キャッシュバック | 最大93,000円〜キャッシュバック | WiFiルーターが1,100円〜特価販売 | Netflix1年分プレゼント | 最大46000円キャッシュバック ＋ 高性能WiFiルータープレゼント |
| スマホ割引対象 | Softbank Ymobile | au BIGLOBEモバイル UQモバイル | ドコモ | au UQモバイル | ahamo povo UQモバイル | au mineo | Softbank Ymobile |
| キャンペーンHP | HPチェック | HPチェック | HPチェック | HPチェック | HPチェック | HPチェック | HPチェック |
今や条件が整えば光回線は3,000円台、もしくは3,000円以下で使えます。
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