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【実機レビュー】バッテリーレス「サクッとWi-Fi light」は車載＆カフェ作業に特化した端末。
最近、ポケットWi-Fi界隈でじわじわと注目を集めているのが、「バッテリーレス」かつ「契約不要（プリペイド式）」のWi-Fi端末です。
今回はその中でも、特に軽量でコンパクトな「サクッとWi-Fi light」の実機レビューを実施しました。
ヒカモバ実際に使ってみて感じた結論を先に言うと、通信速度や同時接続数（最大2台）に割り切りは必要ですが、「自分のPCとスマホだけ繋がればいい」「車の中専用で使いたい」という人にとっては、維持費も安く故障リスクも低い、最強のサブ回線になり得るポテンシャルを持っています。
どんな特徴があるのか、実際の写真を交えて詳しく解説します。
契約も月額必要なしのプリペイド「サクッとWi-Fi」
- 月額定額なしで好きな時に使える
- 契約が不要で余計な書類提出なし
- 端末購入だけで契約縛り一切なし
- 追加ギガ30日/180日/365日の有効期限
- コンビニ・口座振替もOK
- PayPay/メルペイ/ペイデイあと払い対応
- どこでも繋がるトリプルキャリア対応
- 海外に持ち出してもそのまま使える
- 12月5日まで20％OFFセール実施中
＼契約も解約も月額も無し／
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この記事の執筆者
谷口修一（SHUICHI TANIGUCHI）
光回線の販促事業や7年に渡るインターネット回線のサポート業務に従事。毎年1,500人以上の光回線ユーザーのサポートを行い、NTT東日本からの感謝状を頂いた経験もあり。
ネットサービス利用者にもっとも近しい立場で考え、どこよりも快適に、より合理的で的確な情報をスタンスとして記事を執筆しています。
目次
「サクッとWi-Fi light」外観と携帯性
「Wi-Fiルーター」と聞いて想像する箱型の端末とは全く異なり、まるで「少し太めの充電ケーブル」といった見た目。
ケーブル一体型のミニマルデザインで、本体の重さはわずか44g。バッテリーが入っていないため非常に軽く、ガジェットポーチの隙間に放り込んでおけるサイズです。
また、地味ながら評価したいのがケーブルの質感です。メッシュ素材のような被膜で覆われたしっかりとした作りになっており、持ち運び時にありがちな「ケーブルの根元が折れて断線する」といった心配は少なそうです。
「サクッとWi-Fi light」の最大のメリット
バッテリーレスだからこその「安心感」と「自由」
この端末を選ぶ最大の理由は、やはり「バッテリーが入っていないこと」に尽きます。
劣化・発熱リスクからの解放
一般的なポケットWi-Fiは、長期間使っているとバッテリーが劣化して膨張したり、充電しながら使うと高熱を持ったりするのが悩みでした。しかし、「サクッとWi-Fi light」にはリチウムイオン電池が搭載されていません。
そのため、真夏の車内など高温になりがちな環境に放置しても発火や故障のリスクが極めて低いのが特徴です。車載用Wi-Fiとして非常に理にかなった設計と言えるでしょう。
電源さえあればどこでも起動
使い方は非常にシンプル。USB給電ができる場所に挿すだけです。
- PCのUSBポートに挿して作業
- モバイルバッテリーでカフェ利用
- 車のUSBポートでドライブ利用
モバイルバッテリーでも起動する
一度Wi-Fi設定をしてしまえば、あとはケーブルを接続するだけですぐにネットに繋がります。電源ボタンを押す手間すらありません。
サクッとWi-Fi lightは両側にケーブルがあり、モバイルバッテリーやコンセントのアダプタを介せば、パソコンやスマホを充電しながらWi-Fiへ接続することが可能です。
タイプA変換アダプタが付属
どちらの端子もUSBタイプCとなっていますが、USBタイプAの変換アダプタが一つ付属しているので、今までのUSB端子でも使うことができます。
使い勝手とコスト：必要な時だけチャージする「プリペイド式」
この端末は月額契約（サブスク）ではなく、「端末を購入＋ギガ（データ容量）をチャージ」して使う買い切り型です。
- 月額基本料：0円
- 契約事務手数料：なし
- 解約違約金：なし
データの残量確認や追加チャージも簡単です。本体裏にあるQRコードをスマホのカメラで読み取るだけで専用ページに飛び、すぐに確認できます。専用アプリをインストールする必要がないのは手軽で良い点です。
チャージ方法の流れ
STEP
本体背面のQRコードをカメラで読み取る
STEP
本体背面に書かれたIMEI番号（15桁）を入力してログイン
STEP
追加したいギガ数を選んで購入する
STEP
購入後に「リチャージ申請フォーム」からIMEI番号と利用開始日の登録をする
PayPay支払いでもギガチャージが可能
ギガ追加時の支払い方法もクレジットカードだけでなく、PayPay、メルペイ、ペイディあと払いなどに対応しており、購入のハードルが低いのも魅力です。
ここは注意！サクッとWi-Fiの「light」版ならではの制限と実効速度
「light」という名前の通り、機能面でいくつか削ぎ落とされている部分があります。ここを許容できるかが購入の分かれ目です。
通信速度は「そこそこ」
スクロールできます
パソコンでの接続
スマホでの接続
実際に速度を計測してみたところ、下りで約6Mbps前後でした。 光回線や最新のスマホ回線に比べると正直高速ではありませんが、YouTubeの高画質再生、Zoom会議、ネット検索などは問題なく行えるレベルです。
理論値最大10MbpsでもNetflixなども問題なし
ヒカモバ「重いデータを爆速でダウンロードしたい」という用途には向かないので、あくまでも大きなファイルのやり取りを行わないライト利用に向いています。
サクッとWi-Fiバッテリー内蔵タイプの場合：実機レビュー
同時接続数は「2台」まで
ここが最大の割り切りポイントです。接続できるのは最大2台まで。 家族みんなでシェアするには足りませんが、「自分用のPCとスマホの2台」と考えれば必要十分です。※ちなみにポケットWi-Fiタイプは最大5台まで。
ヒカモバただし、これらの制限や制約によって、端末の価格や小型化が実現できているという印象です。基本利用が端末1台であれば十分すぎるでしょう。
【結論】「サクッとWi-Fi light」はこんな人におすすめ
実際に使ってみて、この端末は以下のような人に「ドンピシャ」だと感じました。
- 【車載専用にしたい人】
- エンジンのON/OFFに連動してWi-Fiが起動・終了するため手間いらず。
- バッテリーなどの発熱・発火リスクを気にせず、ダッシュボードやコンソールに置きっぱなしにできる。
- 【カフェノマドワーカー】
- 接続するのは「自分のPCとスマホ」の2台だけという人。
- 本体の充電不要で、スマホやPCに接続するだけでWi-Fi接続ができる。
- 【維持費を極力抑えたい人】
- 「毎日使うわけではないけれど、いざという時のためにWi-Fiを持っておきたい」というライトユーザーには、月額費がかからないこの仕組みが最適です。
週末だけの利用、帰省時や海外旅行時だけ使うというシチュエーションでも、リチウムイオンバッテリー内蔵ではないので、長らく充電しない場合の本体劣化を防いだり、発熱の危険回避、機内持ち込み時などのトラブルを回避できる点も非常に魅力的です。
サクッとWi-Fi lightは、「PCとスマホ、それぞれ1台のみの接続なら最もリーズナブルなWi-Fi端末」と言えます。
ヒカモバ速度や接続台数の制限はありますが、それを補って余りある「バッテリーレスの安心感」と「維持費の安さ」があります。 メイン回線としてではなく、車用や外出用のサブ回線として持っておくと、非常に便利な一台です。
ポケットWi-Fi版はこちらでレビューしています
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