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「WiMAXを契約したいけれど、2年縛りみたいな契約期間があるのは避けたい」「いつ解約しても違約金がかからないWiMAXはどれ?」とお探しの方に向けて、契約期間の縛りなしで使えるWiMAXプロバイダ10社を徹底比較しました。
先に結論をお伝えすると、現在のWiMAXは主要プロバイダの大半が契約期間の縛りなし・契約解除料0円で申し込めます。ただし「どこで契約しても同じ」ではなく、端末代金の残債という隠れた縛りの有無で選び方が変わります。

半年以内の短期利用なら端末購入代や解約時の端末残債がない無料レンタル型(最安はFreeMax+5G)、1〜2年ならキャッシュバック38,000円のGMOとくとくBB、3年使うならBIGLOBE WiMAXが実質総額の最安です。
本文では、2026年10月1日の料金改定を織り込んだ利用期間別の実質総額ランキング、ホームルーターとポケットWiFiの選び方、解約時期ごとの端末残債シミュレーションまで、公式サイトで確認した最新の数値だけを使って解説します。
ヒカモバ筆者は実際にGMOとくとくBB WiMAXを契約して使っており、実測データも掲載しています。ご自身の利用期間に当てはめながら読み進めてください。
この記事は2026年8月31日に公式サイトの最新情報をもとに作成し、2026年9月1日に最新情報を反映しました。


谷口修一 SHUICHI TANIGUCHI
NTT東日本の接続サポートに7年以上従事した後、独立。光回線・ポケットWi-Fi・格安SIMを自分で契約し、実機で使用感を常時チェック。NTT東日本表彰、A8サイトコンテスト総合1位受賞。 ネットサービス利用者にもっとも近しい立場で考え、どこよりも快適に、より合理的で的確な情報をスタンスとして記事を執筆しています。
WiMAXの「縛りなし」とは、2年・3年といった契約期間の定めがなく、いつ解約しても契約解除料(違約金)が0円で済む契約形態のことです。
電気通信事業法の改正以降、WiMAX業界では高額な違約金が撤廃され、現在は主要プロバイダの大半が契約期間の縛りなしでサービスを提供しています。
2026年9月時点で、契約期間の縛りなし・解約金0円で申し込めるWiMAXプロバイダは以下の10社です。
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| プロバイダ | タイプ | 月額料金(10月改定後) | 端末代金 | 解約時の負担 | |
| 1〜2年利用の最安GMOとくとくBB | 購入型(分割) | 5,566円初月770円 | 33,264円24ヶ月利用で実質0円 | △端末残債の一括払い | 公式サイト |
| 3年利用の最安BIGLOBE WiMAX | 購入型(分割) | 5,258円値引き特典あり※ | 27,720円 | △端末残債の一括払い | 公式サイト |
| UQ WiMAX | 購入型(分割) | 5,280円13ヶ月間4,598円 | 11,880円おトク割適用 | △端末残債の一括払い一括払い選択で残債なし | 公式サイト |
| Broad WiMAX | 購入型(分割) | 5,415円初月1,510円 | 43,560円 | △端末残債の一括払い | 公式サイト |
| カシモWiMAX | 購入型(分割) | 5,412円初月1,408円 | 39,600円 | △端末残債の一括払い | 公式サイト |
| DTI WiMAX | 購入型(一括) | 3,410円14ヶ月目〜3,960円 | 33,220円申込時に一括 | ○なし(購入済み) | 公式サイト |
| ビジョンWiMAX | 購入型(一括) | 4,356円初月2,794円/25ヶ月〜5,170円 | 33,220円一括・初期費用20,680円が別途 | ○なし(購入済み) | 公式サイト |
| 短期利用の最安FreeMax+5G | 無料レンタル | 5,170円 | 0円無料レンタル | ○端末の返却のみ返送料のみ負担 | 公式サイト |
| 5G CONNECT | 無料レンタル | 5,250円 | 0円無料レンタル | ○端末の返却のみ返却処理手数料1,100円 | 公式サイト |
| MUGEN WiFi | 無料レンタル | 5,300円4,750円+縛りなしコース550円 | 0円無料レンタル | ○端末の返却のみ返金保証利用時は手数料1,100円 | 公式サイト |
○=解約時の追加負担なし、△=端末分割払いの残債が一括請求。月額は2026年10月利用分以降の改定後料金(DTI・ビジョン・UQは改定なし)。ビジョンWiMAXの縛りなしは「ギガ放題プラスS フリープラン」のみ。
※BIGLOBE WiMAXは10月1日に月額料金の改定を予定しております。
※1 月額は2026年10月利用分以降の基本料金です。10月1日にGMOとくとくBB・Broad WiMAX・カシモWiMAX・FreeMax+5Gなど主要各社が月額改定を実施するため、改定後の金額で統一しています。DTI WiMAX・ビジョンWiMAX・UQ WiMAXは改定の予定がありません。
※2 ビジョンWiMAXで縛りなしになるのは「ギガ放題プラスS フリープラン」のみです。同社の「2年プラン」は月額が安い代わりに24ヶ月以内の解約で契約解除料3,751円が発生します。またフリープランは初期費用20,680円がかかり、これを0円にするには有料の安心補償オプションへの加入が必要です。25ヶ月目以降は月額5,170円に上がります。
※BIGLOBE WiMAXは10月1日に月額料金の改定を予定しております。



表のとおり、縛りなしWiMAXは大きく「購入型」と「レンタル型」の2タイプに分かれ、購入型はさらに端末の支払い方法で2つに分かれます。
| 対象プロバイダ | 注意点 | |
|---|---|---|
| 分割購入型 (端末を24〜36回の分割で支払い) | GMOとくとくBB・BIGLOBE・UQ・Broad・カシモ WiMAX | 月額は安めですが、分割払いの途中で解約すると残りの端末代金が一括請求されます。 |
| 一括購入型 | DTI WiMAX・ビジョン WiMAX | 申込時に端末代33,220円を払い切る契約で、解約時の残債請求はありません。 |
| レンタル型 | FreeMax+5G・5G CONNECT・MUGEN WiFi | 端末購入代や解約時の端末残債がありません。解約時は端末の返却が必要で、返却に伴う費用や条件は各社で異なります。 |


分割購入型と一括購入型は契約解除料は0円でも、実際には端末代金の残債が「縛り」として機能する点に注意が必要です。GMOとくとくBBのように24ヶ月の継続利用で端末代が実質0円になるプロバイダもありますが、これは裏を返せば24ヶ月未満の解約で残債が発生するということです。


逆にレンタル型は端末購入代や解約時の端末残債がありません。解約時は端末の返却が必要で、返却に伴う費用や条件は各社で異なります。月額は購入型よりやや高めに設定されていますが、残債という隠れた縛りがないため、利用期間が決まっていない方や短期利用の方に向いています。
ASAHIネットWiMAXも契約期間の定めはありませんが、12ヶ月以内の解約で違約金15,000円が発生するため、この記事では縛りなしプロバイダとして扱いません。



どのプロバイダが安いかは「何ヶ月使うか」で大きく変わります。次の見出しで利用期間別の実質総額を比較していきます。
縛りなしWiMAXを料金で選ぶときに月額だけを見て決めるのは危険です。端末代・事務手数料・キャッシュバックまで含めた「実質総額」で比べると、利用期間によって最安のプロバイダが入れ替わるからです。
2026年9月申込・10月の料金改定を織り込んだ、利用期間別の実質総額は以下のとおりです。
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| プロバイダ | 3ヶ月 | 半年 | 1年 | 2年 | 3年 |
| GMOとくとくBB購入型(分割) | 44,308円 | 56,848円 | 最安43,928円 | 最安94,088円 | 160,880円 |
| BIGLOBE WiMAX購入型(分割) | 26,076円 | 35,910円 | 55,578円 | 94,914円 | 最安156,030円 |
| UQ WiMAX購入型(分割) | 28,974円 | 42,768円 | 70,356円 | 133,034円 | 196,394円 |
| Broad WiMAX※1購入型(分割) | 56,810円 | 69,425円 | 57,655円 | 108,115円 | 158,575円 |
| カシモWiMAX購入型(分割) | 51,832円 | 64,768円 | 90,640円 | 142,384円 | 194,128円 |
| DTI WiMAX購入型(一括) | 46,750円 | 56,980円 | 77,440円 | 124,410円 | 171,930円 |
| ビジョンWiMAX※2購入型(一括) | 65,406円 | 78,474円 | 104,610円 | 156,882円 | 218,108円 |
| FreeMax+5G無料レンタル | 最安18,440円 | 最安33,950円 | 64,970円 | 127,010円 | 189,050円 |
| 5G CONNECT無料レンタル | 20,150円 | 35,900円 | 67,400円 | 130,400円 | 193,400円 |
| MUGEN WiFi※3無料レンタル | 19,200円 | 35,100円 | 66,900円 | 130,500円 | 194,100円 |
実質総額=初月からの月額合計+事務手数料+端末代(解約時の残債含む)−キャッシュバック。2026年9月申込・2ヶ月目から10月改定料金を適用した試算です。5G CONNECTは解約時の返却処理手数料1,100円を含み、ビジョンWiMAXは端末一括購入のため事務手数料0円で計算しています。
※1 Broad WiMAXのキャッシュバック37,000円は指定オプション2つの初回加入が条件のため、オプション料1ヶ月分を加算しています(12ヶ月の利用継続も受取条件)。
※2 ビジョンWiMAXは初期費用20,680円を含みます(有料の安心補償オプション加入で0円になりますがオプション料が別途発生します)。
※3 MUGEN WiFiのMUGEN PREMIUM CLUB特典(6ヶ月目に3,300円割引・12ヶ月目に月額1ヶ月無料など)は公式LINE入会が条件のため未計上です。適用できれば1年利用で約8,600円安くなります。
結論はシンプルで、半年以内ならレンタル型、1年以上使うなら購入型が安くなります。
3ヶ月〜半年の短期利用では、FreeMax+5G・MUGEN WiFi・5G CONNECTのレンタル型3社が上位を独占します。
購入型で唯一健闘しているのがBIGLOBE WiMAXで、キャッシュバック11,500円と24ヶ月の月額値引きが効いて半年でも35,910円。3位の5G CONNECTとは10円差で、最安のFreeMax+5Gとの差も1,960円です。端末が手元に残ることを考えれば、半年前後の利用ならBIGLOBE WiMAXも選択肢になります。
1年使うと順位は逆転します。GMOとくとくBBは11ヶ月目にキャッシュバック38,000円(優待コードPWDT適用時)を受け取れるため、1年総額43,928円・実質月額約3,661円と2位以下を1万円以上引き離します。1〜2年はGMOとくとくBB、BIGLOBE WiMAXが追う構図です。
現在は「9月の大感謝祭」期間中(2026年9月24日 9:59まで)につき優待コードの加算額が18,000円に増額されており、優待コード適用で合計48,000円のキャッシュバックを受け取れます。
3年になると、25ヶ月目以降も値引き前提の月額が続くBIGLOBE WiMAXが156,030円で最安に入れ替わります。ただし2位Broad WiMAX・3位GMOとくとくBBとの差は5,000円以内なので、3年利用では大差がつきません。
なお、10月改定で値上げしないUQ WiMAX・DTI WiMAX・ビジョンWiMAXの3社が総額で安くなるわけではない点にも注意してください。値上げ後の料金で計算しても、1年・2年の最安はGMOとくとくBB、3年の最安はBIGLOBE WiMAXです。「値上げなし」という言葉ではなく、使う期間の総額で比べるのが失敗しない選び方です。




WiMAXの端末には、コンセントに挿して使う「ホームルーター」と、持ち運びできる「ポケットWiFi(モバイルルーター)」の2タイプがあります。
縛りなしで契約する場合もこの2つから選ぶことになり、現行機種ではホームルーターがSpeed Wi-Fi HOME 5G L13、ポケットWiFiがSpeed Wi-Fi DOCK 5G 01です。※Broad WiMAXのみWi-Fi 7対応のHYBRID Wi-Fi 5G NC03も独自に選べます。



この記事で紹介している10社すべてがこの2機種を取り扱っており(MUGEN WiFiは欠品時に同性能の別端末になる場合があります)、どの端末を選んでも月額料金は変わらないため、使う場所で選ぶのが基本です。


ホームルーターのL13は、コンセントに挿すだけで使える据え置き型です。本体が大きい分アンテナ性能に余裕があり、自宅の決まった場所で安定して使いたい方や、家族など複数人で同時に接続する使い方に向いています。
その代わり外への持ち出しには向かないので、利用シーンが自宅にほぼ限られる方向けの選択です。
縛りなし契約とホームルーターの組み合わせが特に活きるのは、「光回線の工事が終わるまでのつなぎ」や「引っ越しまでの数ヶ月だけ自宅にネットが欲しい」という短期の自宅利用です。



この使い方なら、前の見出しで比較したとおり端末残債の心配がないレンタル型(FreeMax+5G・5G CONNECT・MUGEN WiFi)でL13を借りるのが総額を最も抑えられます。


ポケットWiFiのDOCK 5G 01は、外出先に持ち運べるモバイル型です。5,400mAhの大容量バッテリーを搭載し、1日あたり動画視聴4時間・音楽ストリーミング3時間・SNS閲覧1時間・ゲーム1時間の合計9時間の使用を想定した独自基準の測定で約9時間つながるとされており、日中の外出でも電池残量を気にしにくい設計です。
この機種の特徴は、名前の由来でもある充電用ドックが同梱されている点です。同梱のドックに本体を置くだけで充電でき、さらに安定してインターネットに接続できるため、帰宅したらドックに置いて自宅用、出かけるときは本体だけ持ち出して外出用、と1台で2役をこなせます。
一人暮らしで自宅にも外にもWi-Fiが欲しい方は、ホームルーターとポケットWiFiを別々に契約するのではなく、DOCK 5G 01を1台契約すれば十分です。操作はタッチパネル式で、最短3タップでWi-Fiに接続できるので、モバイルルーターを初めて使う方でも設定でつまずきにくいのも安心材料です。



迷ったときの結論はシンプルです。自宅でしか使わないならホームルーターのL13、少しでも外で使う可能性があるならDOCK 5G 01を選んでください。購入型なら同一プロバイダ内でどちらの機種も端末代は同額、レンタル型なら端末代0円のまま両タイプから選べます。




今回比較した縛りなしWiMAX10社の中で、端末代金が0円で済むのは、端末を無料レンタルできるFreeMax+5G・5G CONNECT・MUGEN WiFiの3社です。
購入型のような「解約時の端末残債」という隠れた縛りが存在しないため、契約期間の縛りなしを文字どおり実現できるのはこの3社と言えます。
3社はいずれもWiMAX回線・端末代0円という点は同じですが、お試し制度や支払い方法、解約時のルールに違いがあります。
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| FreeMax+5G | 5G CONNECT | MUGEN WiFi | |
| 月額(2026年10月〜) | 最安5,170円無料レンタル | 5,250円無料レンタル | 5,300円4,750円+縛りなしコース550円無料レンタル |
| お試し制度 | 15日間お試し | なし※1 | 30日間返金保証※2 |
| 支払い方法 | クレジットカードのみ | クレジットカード/口座振替口座振替は月額5,910円の専用プラン | クレジットカード |
| 解約のルール | 毎月15日締め16日以降は翌月末解約 | 返却処理手数料1,100円 | 返金保証利用時は返却処理手数料1,100円 |
※1 5G CONNECTの「1ヶ月お試しモニター」は端末購入プラン専用のため、レンタルプランでは利用できません。
※2 MUGEN WiFiの30日間返金保証は契約期間縛りなしコースと併用できません。返金保証を使う場合は通常コース(2年契約)での申込になります。
選び方の目安を挙げると、月額最安で15日間のお試しも使えるFreeMax+5Gが基本の選択肢です。クレジットカードを持っていない方は、レンタル型で唯一口座振替に対応した5G CONNECTを選んでください。
MUGEN WiFiは月額こそ3社で最も高いものの、公式LINE入会でMUGEN PREMIUM CLUBの特典(6ヶ月目に3,300円割引・12ヶ月目に月額1ヶ月無料など)を受けられるため、半年〜1年使う予定ならば実質的な差は縮まります。
3社共通の注意点として、届く端末は新品ではなく、速度検査とクリーニングを実施したリフレッシュ端末(整備済み品)です。また解約時は端末本体だけでなく、化粧箱や説明書・ケーブル類まで含めた付属品一式の返却が必要で、不足や破損があると損害金が請求されます。レンタルである以上、箱は捨てずに保管しておいてください。
無料レンタル3社のより詳しい比較(損害金の金額や返却手順、各社の細かい条件の違い)は、以下の記事で解説しています。




縛りなしWiMAXは「いつ解約しても0円」と思われがちですが、実際にはいくつかのデメリットがあります。契約してから後悔しないように、先にすべて把握しておきましょう。
最大のデメリットが、購入型プランの端末代金の残債です。電気通信事業法の改正以降、WiMAXの契約解除料は撤廃されましたが、端末を分割払いで購入している場合、解約時には残りの端末代金が一括で請求されます。違約金という名前ではないだけで、短期解約にお金がかかる構図は残っているわけです。
解約するタイミング別に、主要4社の端末残債がいくらになるかを試算しました。
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| 解約時期 | GMOとくとくBB1,386円×24回 | BIGLOBE1,155円×24回 | Broad1,210円×36回 | カシモ1,100円×36回 |
| 6ヶ月で解約 | 24,948円 | 21,945円 | 37,510円 | 33,000円 |
| 1年で解約 | 16,632円 | 15,015円 | 30,250円 | 26,400円 |
| 1年半で解約 | 8,316円 | 8,085円 | 22,990円 | 19,800円 |
| 2年で解約 | 残債ゼロ0円 | 1,155円 | 15,730円 | 13,200円 |
赤字は2万円を超える高額残債の目安です。※BIGLOBEは端末分割の支払開始が契約翌月のため、24ヶ月時点で1回分が残ります(25ヶ月で完済)。Broadも請求起算の関係で36ヶ月時点で1回分(1,210円)が残ります。UQ・DTI・ビジョンは一括払い(UQは36回分割も選択可)のため、解約時の残債請求は基本的にありません。
表のとおり、36回払いのBroad WiMAXとカシモWiMAXは2年使っても1万円以上の残債が残ります。「契約期間の縛りなし」という言葉だけで選ぶと、この請求で驚くことになるので注意してください。
2つ目のデメリットは、短期解約だとキャッシュバックを受け取れないケースがあることです。GMOとくとくBBのキャッシュバック38,000円は端末発送月を含む11ヶ月目に案内メールが届く仕組みで、それより前に解約すると1円も受け取れません。


Broad WiMAXも12ヶ月の継続が受取条件です。前述の実質総額比較でGMOとくとくBBが3ヶ月・半年利用で大きく順位を落とすのは、この「CBを受け取る前の解約」と「端末残債」が二重にかかるためです。
3つ目は、レンタル型にも小さな負担があることです。月額は購入型より高めの水準で、解約時には付属品一式を揃えて返却する手間がかかり、5G CONNECTでは返却処理手数料1,100円も発生します。
またレンタルタイプのWiMAXは届くのはリフレッシュ端末で、新品ではありません。
4つ目が事務手数料です。多くのプロバイダでは契約時に事務手数料3,300円がかかります(ビジョンWiMAXは端末一括購入で0円になるため例外です)。
1ヶ月だけの利用でも月額に加えてこの3,300円が乗るプロバイダが大半のため、数週間の超短期利用であれば、そもそも契約型のWiMAXではなく、事務手数料も月額契約も不要なプリペイド式Wi-Fiの方が安く済む場合があります。


こうしたデメリットを踏まえると、縛りなしWiMAXの選び方は利用期間で割り切るのが正解です。利用期間が読めない方や1年未満の可能性がある方は、残債もCB条件も存在しないレンタル型を選べば、ここで挙げたリスクのほとんどを回避できます。



逆に2年以上使うことが確実な方にとっては、残債は毎月の割引で実質0円になっていくため(GMOとくとくBBなら24ヶ月で端末代が実質0円)、デメリットはほぼ気にならなくなります。中途半端に「月額が安いから」と36回払いの購入型を短期利用するのが、いちばん損をするパターンです。


2026年10月1日、WiMAX業界では主要プロバイダの月額料金が一斉に改定されます。縛りなしで使えるプロバイダも大半が対象で、この記事で紹介した10社のうち改定を告知しているのは以下の各社です。
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| プロバイダ | 改定前 | 改定後(2026年10月利用分〜) |
| GMOとくとくBB | 4,961円 | 5,566円+605円 |
| Broad WiMAX | 4,785円初月880円 | 5,415円初月1,510円 |
| カシモWiMAX | 4,818円 | 5,412円+594円 |
| BIGLOBE WiMAX | 4,928円 | 5,258円+330円※ |
| FreeMax+5G | 4,800円 | 5,170円+370円 |
※BIGLOBE WiMAXは10月1日に月額料金の改定を予定しております。24ヶ月間の月額値引き特典が適用されている間は特典期間終了まで現行料金のままのため、2年以内の利用では総額に影響しません。
UQ WiMAX(2025年12月に改定実施済み)・DTI WiMAX・ビジョンWiMAXの3社は今回の改定対象外です。5G CONNECTとMUGEN WiFiは、2026年8月末時点で公式サイト上に改定の告知はありません。
注意してほしいのは、「値上げしない会社を選べば得」とは限らないことです。


この記事の実質総額比較は値上げ後の料金で計算していますが、それでも1年・2年の最安はGMOとくとくBB、3年の最安はBIGLOBE WiMAXでした。値上げ対象外の3社が総額で逆転するわけではないため、判断基準はあくまで「自分が使う期間の実質総額」に置いてください。
また、すでに9月中に申し込んだ場合でも、10月利用分からは改定後の料金が適用されます。改定前の月額で使い続けられるわけではない点は誤解しやすいので注意してください。



逆に言えば、申込を焦って9月に前倒ししても安くなるのは初月分だけで、総額への影響は限定的です。この記事の比較表を見て、使う期間に合ったプロバイダを落ち着いて選ぶことをおすすめします。


料金の比較だけでなく、実際の速度も確認しておきましょう。WiMAXはどのプロバイダで契約しても回線網と端末は共通ですが、実際の速度は利用場所・時間帯・電波状況によって変動します。ここで紹介するのは、GMOとくとくBB×DOCK 5G 01の組み合わせを筆者が実際に測定した一例です。



筆者はGMOとくとくBB WiMAXを実際に契約し、モバイルルーターのSpeed Wi-Fi DOCK 5G 01を使っています。2026年8月30日(日)の昼12時台に、自宅の屋内・5G接続の状態でFast.com(Netflix提供のスピードテスト)を使って計測した結果がこちらです。


計測結果は下り63Mbps・上り17Mbps・レイテンシ31ms(高負荷時649ms)でした。
この数値が実際の使い勝手としてどうなのかを補足すると、YouTubeの4K動画再生に推奨される20Mbpsを大きく上回っており、動画視聴・Web会議・SNS・Webサイト閲覧といった日常用途には十分な速度でした。
休日の昼という利用者が多い時間帯でこの速度が出ていれば、筆者の環境では普段使いで困る場面はありません。
一方で正直に書いておくと、高負荷時のレイテンシが649msまで伸びている点は光回線に明確に劣る部分です。通信が混み合った瞬間の応答速度が落ちるため、一瞬の遅延が勝敗を分けるFPSや格闘ゲームのオンライン対戦を本格的にプレイしたい方には、WiMAXよりも光回線をおすすめします。逆に言えば、今回の測定環境ではシビアな対戦ゲーム以外の用途で困ることはありませんでした。
なお、筆者の計測値だけでは環境の偏りがあるため、ユーザー投稿型の計測サイト「みんなのネット回線速度」のデータも併記しておきます。
なお、筆者の計測値だけでは環境の偏りがあるため、ユーザー投稿型の計測サイト「みんなのネット回線速度」のデータも併記しておきます。


同じ組み合わせ(Speed Wi-Fi DOCK 5G 01×GMOとくとくBB)の直近平均は、下り160.87Mbps・上り22.74Mbps・Ping45.36ms(測定363件)と、筆者の昼の計測より速い結果が出ています。
WiMAXの速度は電波状況・建物の構造・時間帯で大きく変わるので、「数十Mbps〜150Mbps前後が実力の目安」と捉えてください。



自宅や職場で本当に速度が出るかは、契約前に確かめるのが確実です。UQ WiMAXのTry WiMAX(15日間無料)やFreeMax+5Gの15日間お試しを使えば実機で電波を確認でき、GMOとくとくBBも到着から8日以内なら初期契約解除制度を利用できます。縛りなし契約とこれらのお試し制度を組み合わせれば、「契約したのに電波が入らない」という最悪のパターンは避けられます。
「UQ WiMAX 縛りなし」「Broad WiMAX 縛りなし」のように、プロバイダ名を指定して縛りなしプランを探している方向けに、大手2社の縛りなし事情を個別に解説します。
結論から言うと、どちらも契約期間の縛りなし・契約解除料0円で申し込めますが、端末代金の扱いが対照的なので向いている人が異なります。


本家UQ WiMAXのギガ放題プラスSは、契約期間の定めがなく契約解除料もかかりません。月額は5,280円で、WiMAX +5G割により契約当月から13ヶ月間は4,598円になります。※UQ WiMAXは2025年12月に料金改定を実施済みのため、2026年10月の一斉値上げの対象外です。
最大の強みは端末代金です。機種価格33,220円からおトク割21,340円が引かれて11,880円と、購入型の中で圧倒的に安く、一括払いを選べば解約時の残債リスクそのものをなくせます。分割にしても330円×36回なので、途中解約時の残債は他社の3分の1程度で済みます。
またUQ WiMAXにはTry WiMAXという15日間の無料お試し制度があり、契約前に自宅や職場の電波状況を実機で確認できます。
ただしお試しができること自体はUQ WiMAXだけの強みではなく、FreeMax+5Gにも15日間のお試しがあります。違いはお試し後の流れです。
Try WiMAXは気に入っても借りた端末はそのまま使えず、一度返却してから正式契約で新品端末を購入・発送してもらう必要があります。一方のFreeMax+5Gはお試しに使った端末をそのまま使い続けられるため、お試しのしやすさで選ぶならレンタル型が有利です。



支払い方法はクレジットカードに加えて口座振替に対応しており、手持ちのWiMAX端末があればSIMのみ契約(端末代0円)も可能です。総額では中位ですが、端末残債の軽さ・支払い方法や契約形態の柔軟さという「失敗しにくさ」で選ぶならUQ WiMAXが大手随一です。
Broad WiMAXも契約期間の縛りなし・契約解除料0円です。月額は5,415円(初月1,510円)で、キャッシュバック37,000円を受け取れば1〜2年の実質総額はGMOとくとくBBに次ぐ水準、3年ではBIGLOBE WiMAXに次ぐ2位まで下がります。


ただしBroad WiMAXを縛りなしとして見る場合、注意点が2つあります。
1つ目は端末代です。43,560円を1,210円×36回で支払う仕組みのため、解約時期によっては残債が重く、2年使った時点でも15,730円が残ります。
2つ目はキャッシュバックの条件です。37,000円の受け取りには申込時に指定オプション2つへの初回加入と12ヶ月の利用継続が必要です。オプションはすぐ解約できますが、「全員が無条件でもらえるCB」ではない点はGMOとくとくBBやBIGLOBE WiMAXとは異なります。
その代わり、Broad WiMAXには本記事で比較した10社で唯一、Wi-Fi 7対応のHYBRID Wi-Fi 5G NC03を選べるという明確な独自性があります。1年以上使う前提で、最新規格のポケットWiFiが欲しい方に向いた窓口です。
逆に利用期間が1年未満になりそうな方は、残債とCB条件の両方が不利に働くため、レンタル型かUQ WiMAXを選んだほうが安全です。



この2社に限らず、BIGLOBE WiMAX・GMOとくとくBB・カシモWiMAXなど本記事で紹介した10社はすべて契約期間の縛りなしです。「どの会社なら縛りなしで契約できるか」で悩む必要はすでになく、比較すべきは利用期間別の実質総額と端末残債の重さだと覚えておいてください。
最後に、縛りなしWiMAXを検討中の方からよくある質問にまとめて回答します。
現在、主要WiMAXプロバイダの大半は縛りなしプランのみの提供で、そもそも選択の余地がないケースがほとんどです。
例外的にビジョンWiMAXのように契約期間ありのプランが残っているプロバイダでは、月額が縛りなしプランより安く設定されている代わりに、期間内の解約で契約解除料(ビジョンの場合24ヶ月以内で3,751円)が発生します。2年以上使うことが確実なら期間ありプランでも損はしませんが、迷うくらいならこの記事で比較した縛りなしプランから利用期間別の総額で選ぶのが安全です。
できます。最低利用期間の定めがないため、1ヶ月で解約しても違約金はかかりません。ただし多くのプロバイダでは事務手数料3,300円が発生するので、1ヶ月利用の実際の負担は「月額+3,300円」が目安です。
また解約締切のルールには注意が必要で、たとえばFreeMax+5Gは毎月15日までの申請で当月末解約、16日以降は翌月末解約になります。解約を決めたら月の前半に手続きしてください。数週間以内の利用なら、契約型ではなくプリペイド式Wi-Fiの方が安く済む場合があります。
口座振替に対応しているのは、UQ WiMAX・BIGLOBE WiMAX・5G CONNECTの3社です。
ただし条件が異なり、BIGLOBE WiMAXは端末代を代金引換の一括払い(手数料440円)にする必要があり、5G CONNECTは月額5,910円の口座振替専用プランでの契約になります。GMOとくとくBB・FreeMax+5G・カシモWiMAXなどはクレジットカードのみです。


プロバイダによって異なります。GMOとくとくBBは端末発送月が770円の日割り、BIGLOBE WiMAXは初月0円(ただし初月内に解約した場合は1ヶ月分の月額が発生し日割りなし)、カシモWiMAXは初月1,408円で日割りなしです。
月初と月末どちらに申し込んでも損をしにくいのはGMOとくとくBBやBIGLOBE WiMAXのタイプで、日割りなしのプロバイダは月初の申込が有利です。
購入型は支払いが終わっていれば端末は自分のものとして手元に残ります。手元にWiMAX端末があれば、UQ WiMAXのSIMのみ契約(端末代0円・月額は通常プランと同額)で再契約する使い道もあります。
レンタル型の3社は端末本体・化粧箱・説明書・ケーブル類まで含めた付属品一式の返却が必要で、不足や破損があると損害金が請求されます。
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