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マンションへの光回線の工事でに大家さんへ許可が必要なパターンとそうでないパターン

マンションへの光回線の工事でに大家さんへ許可が必要なパターンとそうでないパターン

光回線をマンションで利用するために工事を実施することになると気になる「大家さんに許可を取らなきゃいけない」という問題があります。

  • マンションに導入されてない新しい回線の場合
  • 光回線のケーブルを通す穴あけ工事が必要な場合
  • マンション内に工事業者の出入りする場合

その他にも多くの理由で許可が必要なパターンも数多くあるのが現状です。

またNURO光、auひかり、フレッツ光などの光回線業態は様々ありますが、実は同じように見えて全く別物の回線を使用したインターネットサービスとなります。

もしも希望の光回線を使いたいということで、工事許可の交渉によっては工事許可さえおりずにその光回線が使えない(契約できない)とうケースも実は多いです。

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そこでマンションで光回線が利用できるか事前に調べる方法と工事を実施するために必要な大家さんへの許可を取る流れについて解説します。

 この記事は2025年1月13日に更新しました。

この記事の執筆者

谷口修一(SHUICHI TANIGUCHI)

光回線の販促事業や7年に渡るインターネット回線のサポート業務に従事。毎年1,500人以上の光回線ユーザーのサポートを行い、NTT東日本からの感謝状を頂いた経験もあり。

ネットサービス利用者にもっとも近しい立場で考え、どこよりも快適に、より合理的で的確な情報をスタンスとして記事を執筆しています。

目次

そのマンションは「光回線の工事」が最初から必要なのか?

まず自分の居住しているマンションやアパートではそもそもインターネットを利用するための設備があるのかを事前に知っておく必要があります。

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それにより工事が最初から必要な建物なのか、それとも既に設備が整っていて申込みするだけでネットが利用できる建物なのかを判別することが出来ます。

居住しているマンションがネットが使えるエリアか確認する

まず自分のマンションでどの種類の光回線が使えるのかWEB上で事前に調べることができます。

光回線が自宅マンションでの利用できるエリアなのか確認

自分のマンションで利用できる光回線の種別を調べる手順(開く)
STEP
自分の住んでいる住所や〒から検索

フレッツ光の場合

フレッツ光エリア確認(東日本)へアクセス

▶該当の都道府県を選択>市区町村まで絞り込む▶番地・号を入力/居住タイプ【集合住宅】を選択▶該当のマンション・アパート名を選択▶部屋番号▶所有形態▶総戸数▶次へ

フレッツの提供エリアと表示される

【ご指定の住所はフレッツ光の提供エリアです】と表示されたらエリアOK。

  • フレッツ光クロスの場合:10ギガプランも加入可能
  • フレッツ光ネクストの場合:1ギガプランのみ

それぞれの光回線サービスのエリア検索ページで「地域」から「市区町村」、「番地」まで絞っていきます。※「郵便番号」を最初に入力するサイトもあります。

その際に「戸建て」タイプではなく「集合住宅」タイプを選択するようにしてください。

STEP
結果に自身のマンション名が表示される

NURO光の場合

自分の住んでいるマンション名が表示されエリアチェックをしたあとにこのようにと提供状況が○で表示されれば基本的には導入されているか、利用できるエリアということがOKなります。

STEP
気になる光回線ページを開く
光回線サービス別
フレッツ光(東日本)
フレッツ光(西日本)
(OKならドコモ光ビッグローブ光ソフトバンク光などが利用可)
auひかり
(フレッツ光とは異なるKDDI独自回線)
NURO光
(NURO光が使える設備がある場合、高速通信で快適)
eo光
(関西の方限定、電力やガスとセットで安い)
コミュファ光
(東海地方の方限定、回線速度も日本国内ではランキングトップ)

※NTTフレッツ光から最近話題の高速回線が使えるNURO光などそれぞれをクリックするとエリア検索項目から郵便番号を入力し、該当エリアを確認することができます。

NTTフレッツ光回線の場合は利用する地域によって東西で分かれています。

もしも自分で調べるのが難しい場合は直接大家さんや管理会社、仲介してくれた不動産屋さんに電話で「このマンション・アパートは光回線の設備があって契約するだけで使えますか?」と確認を取るのが手っ取り早いです。

また最近ではインターネットが必須の時代にマンションやアパートに、ネットが利用できる設備が整っていないということはまずあまりありません。

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そこで実際に自分の住んいでいるマンション、アパートはどの光回線を利用するための設備がすでに導入されているか?を確認しておきましょう。

重要!

もしもこのマンションでのエリア検索で自分の住んでいる「マンション名」が表示される場合はすでに該当の光回線の設備が導入されており、ちょっとした作業で利用開始できる可能性が非常に高いので利用したいならそのまま申し込み手続きへ進むと良いでしょう。

スクロールできます
光回線業者
回線の種別フレッツ光
コラボ
フレッツ光
コラボ
au独自回線フレッツ光
コラボ
eo独自回線NURO独自回線フレッツ光
コラボ
マンション月額4,400円4,180円4,180円4,378円3,280円
(1年間)
3,850円4,730円
戸建て月額5,720円5,610円5,610円5,478円3,280円〜
(1年間)
5,200円6,270円
導入のしやすさ

対象のエリアの広さ
エリア次第エリア次第
工事費無料実質無料実質無料実質無料実質無料実質無料実質無料
キャンペーン最大55,000円40,000円
or
50,000TLCポイント
最大94,000円

WiFiルータープレゼント
友達紹介プログラム1年割引
+
Netflix1年無料
25,000円
(マンション)
60,000円

(戸建て)
46,000円

高性能WiFiルータープレゼント
スマホ割引対象docomoau
UQモバイル
LIBMO
au
UQモバイル
au
UQモバイル

BIGLOBEモバイル
au
mineo
SoftBankSoftBank
公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト
※表記の金額はすべて税込です。

逆にマンション名が各光回線のエリア検索で表示されない場合はエリア内ではあるが、工事によりマンションに導入できるかはまだ不明と考えておきましょう。

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エリア内でマンション名が表示されなかったとしても申し込みによってはマンションオーナー(大家さん)より許可が降りて無事光回線を導入できるというケースもあるので、申し込みしてみて手続きを進めてみないと実際にわからないケースは多くあります。

マンションの光回線工事の基本パターン

参考:フレッツ光 開通工事レポート 集合住宅にお住まいのお客さま

マンションへの光回線の工事は電柱からマンション共有部に配線する「引き込み工事」と共有部から各部屋に配線する「宅内工事」の2つの工事が必要になります。

ただし多くのマンションタイプはこの「引き込み工事」はすでにすでに完了しており「宅内工事」のみで完結することがほとんどです。

MDF(棟内共用スペース)が設置されていて準備が整っている

比較的近年建てられているのマンションやアパートなどであれば、屋外の電柱から光ケーブルをマンション内のMDF室(連内共用スペース)内にすでに引き込んで設置が完了している場合が多いです。

よって利用者はそのマンションに導入されている回線と同じグループの光回線サービスを契約するとそのMDF室から居住スペースの回線終端装置と呼ばれる場所に光回線ケーブルを通しインターネットを開通させることができ、比較的スムーズにインターネットを開始することができます。

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できればこのすでに引き込み工事まで完了している光回線サービスを契約して使うのが望ましいです。

もしもここで導入されていない光回線を使いたいうという場合はその光回線の工事を行うための大家さんへの工事許可や引き込み工事と宅内工事の2つの工事を実施する必要が出てくるということになります。

光回線導入済みで「工事が不要」なパターン

例えば自分が今居住している部屋で以前の方が光回線を導入していて先程解説したMDF室があり、電柱からその共用スペースに回線を導入し設定されていれば屋外の工事が不要となります。

自宅内に光コンセントがすでに設置されている場合

特に引っ越してきた方や新しい居住スペースで場所を把握していない場合は一度部屋内を隈なく探索してみてください。

基本的に光回線が利用できる設備が整っている場合は固定電話の配線差込口がある近くあたりに光回線が利用できる「光コンセント」の差込口が設置している場合があります。

設置されている場所は主にメインリビング近くに設定されている場合があり、電話線の近くあたりにこういった「NTTの光コンセント」という設備があるか確認してください。※NTTではなく他社製(ケーブルテレビや他社回線)の可能性もあります。

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もしもこの設備がすでに備わっている場合には屋外の工事が不要なため工事費用も満額の支払いが発生することがなく光回線を申し込みしてから非常に早い期間で利用できるようになるでしょう。

もしも宅内だけの配置工事だけであればNTTフレッツ光の場合は約2,200円の工事費だけで済むケースもあり、無派遣と言われる工事作業員が訪問しない場合の工事であれば工事費は無料となります。

工事をするための「許可が必要」な内容やパターン

住んでいるマンションで

  • 導入されてない光回線サービス
  • マンション自体にネット環境がない

こういう状態の場合は一から光回線を申し込みし、マンションの大家さんや管理会社への許可が必要になってきます。

例えばNTTのフレッツ光やADSLなどの比較的昔ながらの設備はあるけども利用したいのが別回線となる「auひかり」や「NURO光」を利用したいという場合は確実に工事が必要ということですね。

工事の流れは以下の動画を見てください。

このように初めてマンションに導入する光回線サービスの場合は配線を通すための作業が必要になるので許可が必要になるということです。

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こういった工事の内容をマンションの大家さんに伝えるのはなかなか難しいですよね。しかも自分は部屋を借りているだけだから権限がないのでは?と不安になると思います。

そこでもしも伝え方がわからなければ申し込みした光回線の工事担当者に聞いた上でそれをメモして伝えると良いです。もしくは工事業者が直接マンションオーナーへ電話をしてくれるパターンもあります。

特にNURO光などは工事担当者によっては担当の方から直接オーナーさんへ連絡してくれるよう手配してくれることもあるので、「申し込みしたいけど自分ではうまく伝えられないです」と相談してみるのもありでしょう。

工事を大家さんや管理会社に許可を取るために一番懸念しているのが「穴あけ工事を行うのか行わないのか?」ということです。

実際にこれは一度、工事担当者が調査訪問してマンションの建物の状況を確認した上でどうするかを判断します。

基本的に

  1. 「電話線などの既存配管を使って配線する」
  2. 「エアコンのダクトを利用して配線する」
  3. 「穴あけをし配線する」

この3つの方法のうち、なるべく穴あけ配線を行わない方向で工事担当者も作業を進めます。

そのため、許可を取る際には大家さんには「穴あけはしない方法で工事を行うようです」と一言添えておくのが良いです。

もしも工事作業を行っている中で既存の配管を利用できず「穴あけ工事」が必要になった場合は必ず「大家さんに穴あけ工事を実施してよいか許可をとれますか?」と聞いてきます。

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この判断において作業員が勝手に穴あけ工事に切り替えて作業することはなく、一度確認の連絡が入るのでそこは安心しましょう。

そしてその穴あけなどの工事について大家さんに許可取りをし、大家さんがNOといえば工事中止です。

この場合は諦めて別の光回線を検討するもしくはすでに導入されているネットサービスを利用するしかありません。

もしもすでに導入されている回線サービスが古いもので利用したくない場合などは工事不要で利用できるWiFiサービスがあるのでそれを検討するのもありです。

光回線の工事を快く許可をしてくれるケース

光回線の工事を快く許可をしてくれるケース

実際にいろんなアパートやマンションに引っ越してきて様々な光回線を使ってきた私が実際に工事許可を取る際にOKだったパターンを集めてみました。

しっかりと工事内容を丁寧に説明できる場合

大家さんからすれば自分の管理しているマンションに余計な手を部外者に加えてほしくないのが正直な心境ですが、こちらの利用したい光回線の思いとしっかりとした道筋がみえる説明をすれば納得し許可してくれる場合があります。

普段から大家さんと良い関係を築けている

やっぱり相手も人です。常日頃から挨拶などで良い関係を築けている大家さんの場合、居住者の悩みには親身になって聞いてくれることが多いです。

光回線の工事もそこまで大掛かりで外壁などを傷つけない工事とわかればすんなりと許可を出してくれます。

日常生活に支障が出ると伝える

今は仕事でインターネットを使う人が増えている中、快適なインターネットが利用できないと仕事に支障がでるという理由を伝えることです。

大家さんや管理会社さんもしっかりと仕事をこなして稼いだ上で家賃をしっかりと収めて欲しいと思っていますのでビジネスとして考えると気持ちを汲み取り要求をのんでくれる場合もあります。

【最終手段】使えないなら退去すると伝える

この光回線サービスを使えなければ快適に日常を送ることができないという理由で許可を出さなければ引っ越しをすると訴える方法です。

この方法はお互いの関係をこじらせてしまう可能性がありますが、最終手段としては有効だったりします。ただし常に退去者と入居者のりれ代わりが多い都会のマンションであれば効果は見込めません。

光回線の工事を許可してくれないケース

光回線の工事を許可してくれないケース

次は工事を許可してくれないパターンです。実際にサポートセンターで受付をしていた時にあった事例の含めてまとめてみました。

戸数が多い大型マンションの場合

最近増えてきている戸数が多い大型マンションの場合は管理会社も大きく、その住居者一人のためにマンションの構造に手を加えて欲しくないと考えているため許可を出してくれない事が多いです。

大きなマンションほど郷に入れば郷に従えというところが多いのでこういった大型マンションの場合はすでに導入済みの回線以外の要望は通らないと考えておいたほうが良いです。

工事の説明をしっかりとしない

やっぱり大家さんや管理会社も人です。しっかりと工事をする理由を伝えることができなければ「急にそんな事言われても」ということになります。

ちゃんと利用用途やどうしてその光回線を使うのか?という理由をしっかりと伝えられなければ許可が出ることはありません。

もしも工事がどうしてもできない状況なら工事不要でインターネットが利用できるWiFiサービスを利用するのもありです。

WiMAXやソフトバンクAir(モバレコAir)などのホームルーターから持ち運びができるポケットWiFiなどがあり、以下で詳しく解説しています。

光回線のマンションへの工事は事前確認と理由を明確にする

光回線をマンションで使う場合に工事が必要な場合とそうでない場合の対処法をまとめると、

自分のマンションで使える光回線を把握しておく

というのがまず一番大事になります。

そこから実際に自分が使いたい光回線サービスが工事が必要な種類のサービスになるかが判明します。

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そして工事が必要な場合は大家さんへ工事の許可をしっかり取れるような説明をできるように工事の流れをしっかりと把握しておくことが重要になります。

とはいっても希望の光回線を使いたいのが本音ですので、住んでいるマンションがエリアOKということであれば、実際に申し込み手続きを行ってからどうなるかを様子見するしか方法はないでしょう。

スマホセット割や特典でおすすめの光回線

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光回線業者
回線の種別フレッツ光
コラボ
フレッツ光
コラボ
au独自回線フレッツ光
コラボ
eo独自回線NURO独自回線フレッツ光
コラボ
マンション月額4,400円4,180円4,180円4,378円3,280円
(1年間)
3,850円4,730円
戸建て月額5,720円5,610円5,610円5,478円3,280円〜
(1年間)
5,200円6,270円
導入のしやすさ

対象のエリアの広さ
エリア次第エリア次第
工事費無料実質無料実質無料実質無料実質無料実質無料実質無料
キャンペーン最大55,000円40,000円
or
50,000TLCポイント
最大94,000円

WiFiルータープレゼント
友達紹介プログラム1年割引
+
Netflix1年無料
25,000円
(マンション)
60,000円

(戸建て)
46,000円

高性能WiFiルータープレゼント
スマホ割引対象docomoau
UQモバイル
LIBMO
au
UQモバイル
au
UQモバイル

BIGLOBEモバイル
au
mineo
SoftBankSoftBank
公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト
※表記の金額はすべて税込です。

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