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楽天モバイルで1円で入手できるポケットWi-Fi「Rakuten WiFi Pocket Platinum」を実際に使ってみて実用的であるのか、そしてどんな用途で使えるのかを実際にレビューしていきます。
谷口修一(SHUICHI TANIGUCHI)
光回線の販促事業や7年に渡るインターネット回線のサポート業務に従事。毎年1,500人以上の光回線ユーザーのサポートを行い、NTT東日本からの感謝状を頂いた経験もあり。
ネットサービス利用者にもっとも近しい立場で考え、どこよりも快適に、より合理的で的確な情報をスタンスとして記事を執筆しています。
楽天モバイルの公式サイトから通常7,980円で販売されいてる「Rakuten WiFi Pocket Platinum」ですが、2024年現在ではRakuten最強プランに同時加入することで1円で購入できるキャンペーンを実施中です。
製品名 | Rakuten WiFi Pocket Platinum |
---|---|
カラー | ホワイト |
サイズ | 65mm×96.5mm×15.3mm |
重量 | 103g |
同時接続台数 | 16台/(USB1台) |
Wi-Fi規格 | IEEE 802.11 b/g/n |
連続通信時間 | 10時間 |
バッテリー容量 | 2440mAh |
SIMカード | nanoSIM |
USB | USBタイプC(USB2.0) |
最大速度 | 下り:150Mbps 上り:50Mbps |
旧型の「Rakuten WiFi Pocket 2C」ではプラチナバンドの周波数帯に対応していなかったため、今回の「Rakuten WiFi Pocket Platinum」はプラチナバンド対応でより繋がりやすくなっているポケットWi-Fiです。
参考:楽天モバイルの新しいプラチナバンド(band28/700MHz)
楽天モバイルの「Rakuten WiFi Pocket Platinum」は申し込みから約3日ほどで自宅へ到着して電源を入れた時点ですぐに無制限のモバイル回線が利用できるようになります。
単身赴任や短期で居住が変わる人など急いでネット環境を作りたい人にはありがたいスピード感です。
楽天モバイルから届いた段ボールを開けると「Rakuten WiFi Pocket Platinum」が入った箱とSIMカードが挟まれたスタートガイドの2つです。
普段からスマホを触っている感覚でRakuten WiFi Pocket Platinum端末を見ると「そこそこコンパクトなポケットWi-Fiだな」という印象です。
楽天モバイルはSIMカードタイプとeSIMタイプを選ぶことができますが、この「Rakuten WiFi Pocket Platinum」はeSIMには非対応なのでSIMカードタイプを選んで加入することで使えます。
Rakuten WiFi Pocket Platinum本体の側面にあるSIMカードスロットにこの楽天モバイルのSIMカードを差し込みます。
差し込んだ後は電源を入れることで楽天モバイルが開通される仕組みです。
SIMカードを差し込んだことを確認して電源を入れると3分程度で電波アンテナと「4G」とい表示が行われて、この時点でWi-Fiルーターとして使えるようになります。
Rakuten WiFi Pocket PlatinumはUSBタイプC(USB:2.0)の外部ケーブル接続と充電が可能になっています。
よって普段スマホで使用しているUSBタイプCケーブル(最近ではiPhone 15シリーズ以降もタイプC対応)をそのまま流用して使うことができます。
PD対応のケーブル等はそのまま使えますが、急速充電には対応していません。※急速充電には非対応と楽天モバイルの公式でも説明があります。
起動した後に「WPSボタン」を押すことでRakuten WiFi Pocket Platinum端末のディスプレイ画面の切り替えを行うことが出来ます。
WPSボタンを2回押すとQRコードが表示されます。このQRコードをスマホのカメラを起動して読み込みます。
読み込ませると「RakutenーA◯◯◯」とネットワーク名が表示されるので、接続を選択するとすぐに接続が行われます。AndroidやiPhoneどちらもこの方法でWi-Fi接続がすぐに完了しました。
Pixel 7aとWi-Fi接続
実際にRakuten WiFi Pocket PlatinumとAndroid(Pixel 7a)を接続してスピードテストを行ってみたところ、30Mbpsの速度が出ていました。
みんそくという通信速度レポートのサイトに集まっているRkuten WiFi Pocketの通信速度の平均値は下り25Mbps/上り16Mbpsとなっています。参考:みんそくでのRakuten WiFi Pocketの速度レポート
ただしRakuten WiFi Pocket Platinumは5Gには対応しておらず、4Gの通信しか出来ませんが通信速度は動画やSNSなど普段使いには十分な速度です。
またRakuten WiFi Pocket Platinumは他のポケットWi-Fiタイプとスペック面を比べてみるとはWi-Fiの周波数帯が5GHzにも対応していませんし、スペック自体はだいぶ劣ります。
ただし楽天モバイルは5Gだけではなく、4G通信の速度品質自体も格安SIMなどに比べて格段に良いのでさほど問題視することはないでしょう。
SIMフリーのモバイルルーターで人気となる「FS040W」と通信速度の比較をしてみました。
Rakuten WiFi Pocket Platinum+楽天モバイル
深夜の時間帯で自宅の室内での速度結果は28Mbpsでまずまずの結果でした。
FS040W+楽天モバイル
楽天モバイルのSIMを差し替えてFS040Wで測定するとなんと77Mbps・・。かなり差が開きました。
両機種とも5G通信はできないものの、Rakuten WiFi Pocket PlatinumよりもFS040Wは通信速度では2倍以上の差をつけました。要因としてはFS040WはWi-Fi接続時に2.4GHzの他に他の通信デバイスとの干渉が起きない5GHz(周波数)の接続ができるのが大きく影響していると考えられます。
とは言え1円で入手できると考えれば全然許せるレベルですので、しばらく使ってみて、さらに快適にしたいなら別のSIMフリールーターを後から入手して差し替えれば良いと思います。
ちなみにFS040Wは1万円前半で販売中
楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」はそもそもがスマホで使えるSIMカードとなっているので、前述のとおりRakuten WiFi Pocket Platinumでは5G通信を含め楽天モバイル本来のポテンシャルを発揮できていません。
もちろんRakuten WiFi Pocket Platinumではなく楽天モバイルのSIMカードを直接スマホ側に差し込んで利用することもでき、5G対応なら5G通信も可能で、電話番号があるので音声通話を行うことも可能です。
ちなみにPixel 7aへ直接差し込めば5G通信で高速化
自宅近辺が楽天モバイルの5Gが使えるエリアであればRakuten WiFi Pocket Platinumではなく、5G対応のスマホに直接差し込めばさらなる高速な通信が可能です。
Pixel 7a(5G対応)に楽天モバイルのSIMカードを差し込んでスピードテストをしたところ200Mbpsとさらに高速で利用ることが出来ました。
ただしスマホに差し込んでテザリングで利用する場合は、パソコンやタブレットなどの複数デバイスを接続した場合にスマホ自体のバッテリー劣化などのリスクがあります。
もしも外出先でバッテリー持続を優先するならRakuten WiFi Pocket Platinumで使うのが望ましいでしょう。
Rakuten WiFi Pocket Platinumは4G通信しかできないのですが、なんせ1円で入手できている必要最低限のポケットWiFiなので、しばらく使いつつ5G対応の高機能Wi-Fiルーターを今後検討すれば良いと思います。
Rakuten WiFi Pocket Platinumのバッテリー時間は1日使い倒してみて実際には約7時間ぐらいでした。
メーカースペックの10時間には及ばないものの、万が一バッテリーが途中で心配になった場合はスマホから給電することができます。
パソコンやタブレットなどでもっとハードにネットワーク接続を行っていると5〜6時間が実働時間ではないかと思いますが、活動時間の半日も持てば十分かなという印象です。
画面1️⃣
画面2️⃣
画面3️⃣
画面4️⃣
画面5️⃣
Rakuten WiFi Pocket Platinumは一昔レベルのポケットWi-Fi端末の品質なので、ディスプレイ自体はタッチパネル式ではなくタッチ操作には対応していません。
また基本的に上部にあるWPSボタンで5画面の切り替えのみとなっており、ネットワーク名の表示・データ通信量・バッテリー残量・QRコード等の必要最低限の情報のみの確認しかできません。
より詳細な操作や設置を行う場合はRakuten WiFi Pocket Platinumの設定画面(IPアドレスは192.168.0.1)へアクセスしてログインした後に操作・変更が行えます。
楽天モバイル公式で配布しているRakuten WiFi Pocket Platinumのマニュアルを参考にしてネットワーム名の変更や周波数帯・チャンネルの変更・システムアップデート等は行えるようになっています。
また端末自体が5GHzに対応しておらず、2.4GHzの周波数帯にしか対応していないので他の電波と干渉しやすく、通信改善のために帯域幅やチャンネルの変更をこの設定画面から行う必要が出てくるかもしれません。
例としてぴたっとWi-FiというクラウドSIMのMR1というポケットWi-Fi端末はタッチ式ディスプレイでによる操作やデータ節約設定、接続デバイスの管理、ネットワーク最適化、ソフトウェア・アップデートなどの機能があります。
よって「Rakuten WiFi Pocket Platinum」単体での操作はあくまでも接続状態とバッテリー残量、消費しているデータ通信量の把握だけにとどまっています。
以前よりも楽天モバイルのエリアはかなり拡大しており、車での移動中でも電波が途切れずWi-Fiの常時接続状態を保つことが可能となっています。
特に車での移動や長い時間電車やバスでの通勤を行う移動でのポケットWi-FiとしてもRakuten WiFi Pocket Platinumは十分な役割は果たしてくれるので使い勝手は良いです。
実際にカーナビアプリ、音楽ストリーミング等を同時進行で使っていても車の中でずっとWi-Fiにつながっている感覚を味わえてスマホ本体のデータプランの節約に貢献できるのは嬉しいポイントです。
1円で入手できるルーターですので、多少雑に扱ってもあまり気にならないですし、なんならハードに使いこなした方がお得感はあるのではないかと思います。
実際に私がレビューした感覚だとRakuten WiFi Pocket Platinumは「プライベートや通勤などいつでもWi-Fiに繋がる実用的なポケットWi-Fi」という感想です。
他の利用者の評判
他の利用者の評判もよく、料金とそれなりの通信品質を確保してくれるポケットWiFiは他にはあまり存在しませんし、仮住まいや短期で利用する場合でも都合がよいルーターには間違いないでしょう。
唯一気になるのは5G通信が非対応だったり、5Ghzでの接続ができなかったりと楽天モバイル本来のポテンシャル100%発揮できているかと言われれば70%ぐらいしか活かせていないと思います。
とは言っても平均して20Mbps〜30Mbpsは安定して出ているので、2.4GHzが電波干渉するような混雑した場所を除けばほとんどのシーンで快適に使える端末であることは間違いありませんし、プラチナバンド対応なので建物内でも繋がり通信速度に不満がなければ弱点はないです。
そしてここまでのレビュー内容を見て「楽天モバイル単体で申し込んでスマホで使ったほうが良いのでは?」と感じた方は最大14000ptを獲得できる三木谷キャンペーンを経由して申し込みするのもありでしょう。
楽天社長の三木谷キャンペーン
メインのスマホ回線がある方がもしもデュアルSIM対応のスマホであれば片方に楽天モバイルを申し込んで差し込めばスマホの性能次第では更に高速な通信を実現できます。
元々Wi-Fiルーターが欲しかったという方は逆にこのキャンペーンで1円で入手できるので、しばらく使い倒しつつ、もっと快適に使いたければ5G対応のモバイルルーターを通販サイトやフリマアプリで入手してへステップアップしていけば十分だと思います。
1️⃣ ルーター1円キャンペーンの特設ページにアクセス▶「購入する」を押す
2️⃣ 支払い方法で「お支払い方法」を選択して「カートに追加する」を押す。※一括価格でも分割でもどちらでもOK。※口座振替の場合は一括価格を選択してください。
3️⃣「スマホ交換保証プラス&家電補償」の有無を選択。不要であれば「選択を解除」くてください。
4️⃣ 【ここ重要】アクセサリーの有無を確認し「続けてプランを選択へ進む」を押す
5️⃣「Rakuten最強プラン」項目画面にある「プランを選択する」を押す※注)プラン選択をしなければ1円になりません。※データタイプは特典対象外となるので通話&データを選択しましょう。
6️⃣ 15分(標準)通話かけ放題は「加入しない」を選択。※ルーターでは必要なしのため。※その他のオプションもすべて不要でOK
7️⃣ 【ここ重要】SIMタイプは必ず「SIMカード」になっていることを確認してください。※「Rakuten WiFi Pocket Platinum」のWi-Fi端末はeSIMが使えません。
8️⃣ 【ここ重要】一括価格が「1円」と表示されているのを確認したら「この内容で申し込む」を押す
9️⃣ 楽天会員でログイン、もしくは楽天会員登録を行い手続きを進めて行けばOK
その後の手続の注意点をチェック
1️⃣ 電話番号は【新規電話番号を取得】を選択し、3つの中から好きな番号を選択
口座振替の場合はプランの支払いが銀行口座、そして製品アクセサリのお支払いで「代金引換」を選択。
口座振替の場合、プランを口座振替に選択後に「製品/アクセサリのお支払い」を代金引換にする場合は配送手数料として330円が発生するため、この支払いのみをクレジットカードにすると無料になります。
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②問目:どのようなネットがいい?
③問目.契約しているスマホの会社は?
③問目.契約しているスマホの会社は?
④問目.格安SIMはどこの会社?
④問目.格安SIMはどこの会社?
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