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「置くだけWi-Fi」「コンセントに差すだけのWi-Fi」は引っ越しや新しく自宅にWi-Fi環境を整えたい方が面倒なインターネット工事を行わずに利用することができるとして普及しているWi-Fiサービスです。
結論から伝えると、工事不要WiFiはスマホと同じ通信を使っているので光回線と比べると安定性が低いというのが最大のデメリットとなります。
またそれ以外にも存在する工事不要WiFiのデメリットを理解した上でどんな人が工事不要なWiFiを使うべきかを以下でまとめています。
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この記事は2025年5月12日に更新しました。
谷口修一(SHUICHI TANIGUCHI)
光回線の販促事業や7年に渡るインターネット回線のサポート業務に従事。毎年1,500人以上の光回線ユーザーのサポートを行い、NTT東日本からの感謝状を頂いた経験もあり。
ネットサービス利用者にもっとも近しい立場で考え、どこよりも快適に、より合理的で的確な情報をスタンスとして記事を執筆しています。
工事不要のWiFiとは、「ホームルーター」と呼ばれる端末を自宅のコンセントに差し込んで電源を入れるだけで、すぐにWiFi環境が整うインターネットサービスのことです。
そのため、固定回線のようにインターネットケーブルを引き込むための工事は不要で、申し込み後に専用端末(ホームルーター)が届けば、すぐにインターネットが使える手軽さが魅力です。
工事が必要なWiFiサービスは光回線やケーブルテレビ等の固定回線という分類となり、基地局より電柱を通してインターネットケーブル(光ケーブル)を自宅へ通す作業が必要となります。
逆に工事が不要なWiFiはケーブルを通す作業が不要となり、最寄りの基地局から電波を受信してWiFi通信を行うスマホと同じ通信サービスという大きな違いがあります。
工事が必要なWiFiインターネットは、申し込みから利用開始までに少なくとも2週間、場合によっては1〜2ヶ月かかることもあります。一方で、工事不要のWiFiインターネットなら、申し込みから最短1週間程度で使い始められるため、スピーディーに利用を開始できる点が大きな魅力です。
上記で解説した工事不要なWiFiサービスの特徴を理解した上でここではデメリットを正直に述べていきます。
工事不要タイプのWiFiは、光回線に比べて対応エリア(電波の届く範囲)が限られており、コンクリートの壁や電波を遮る構造物などの影響を受けやすいという特性があります。
スマホや携帯電話と同じ仕組みでインターネットに接続するため、工事不要のWiFiはゴールデンタイムなど利用者が多い時間帯には通信速度が低下したり、品質が不安定になったりすることがあり、安定性にはやや欠ける傾向があります。
また自宅に設置するホームルーターはネットを使うための電波を受信する性質上、自宅の建物の構造や障害物によって通信の安定度も非常に大きく左右されます。
工事不要のWiFiは、基地局からの電波を無線で受信する仕組みのため、安定した通信を行うには自分で工夫して「電波を受信しやすい環境」を整える必要があります。たとえば、リビングの中央など、電波が届きやすい広い空間に設置するのが効果的です。
特にプラチナバンドの電波が届きにくいエリアでは、窓際など遮るものの少ない場所に端末を置くことで通信環境が改善されるケースも多く見られます。こうした対策が必要になる可能性があることを、事前に理解しておくことが大切です。
最近ではYouTubeやSNSなどにファイルサイズが大きい動画や写真をアップロードすることが気軽にできるようになっています。
ダウンロードに関わる下り速度とは異なり、工事不要のWiFiはアップロード(上り)速度が光回線などの固定回線に比べてかなり遅く、大容量のファイル、特に数GBを超えるデータのアップロードには時間がかかってしまうのが難点です。
スマホのカメラ性能が年々向上し、写真や動画のファイル容量も大きくなる一方で、YouTubeやTikTok、Instagramといったサービスには気軽にアップロードできる時代になりました。しかしその一方で、工事不要のWiFiはアップロード速度が遅いため、こうした投稿時にストレスを感じやすいというデメリットがあります。
現在では、キャリアのLTE回線でも4Gに加えて高速な5G通信が利用可能になっていますが、実際のところ5Gで大きく向上しているのはダウンロード速度であり、アップロード速度に関しては4G時代とほとんど変わらないのが現状です。
実際に10分の4K動画(約10GBのファイル)をYouTubeにアップロードした場合のアップロード完了までにかかる時間を検証したところ、工事を行って導入した光回線の方が10倍以上速かったです。
逆に光回線でアップロードを試してみるとサクサクと進み処理が速く終わるため、工事不要のWiFiのモバイル回線と光回線のアップロードの完了までの時間には雲泥の差があります。
特にアップロード作業が多いクリエイターや仕事の関係上で大きなファイルの送受信を行うような方は工事不要のWiFi(ホームルーター)よりも断然光回線などの高速インターネットの方が効率が良いです。
上記で述べたアップロード時間(上り速度)と同じく、自宅に直接インターネットケーブルを引き込んだ工事を行うWiFiインターネット(光回線・固定回線)と比べるとやはり最大速度や実際の速度は遅くなる傾向にあります。
UQWiMAXのスピードテスト。遅いと8Mbpsになることも・・引用:X(Twitter)
home 5Gを契約して3年。ようやく本気が出てきたか。300Mbsp、ただ相変わらずアップロード遅い。引用:X(Twitter)
友達の家が光回線通せないからソフトバンクエアー使ってるんだが遅すぎないか?ネットサーフィンもまともにできないのはだめだろ。引用:X(Twitter)
最近では5G回線などの光回線に引けを取らない速度を実現しつつありますが、まだまだ光回線の安定した下り速度には到底かなわないのも事実です。
スマホアプリ程度のダウンロードであれば、通信速度の違いをあまり感じることはないかもしれません。しかし、10GBを超えるゲームデータや大容量ファイルのやり取りが頻繁にある場合、工事不要のWiFiでは通信速度の遅さが気になり、ストレスを感じてしまうことがあるでしょう。
スマホアプリ程度であれば問題はありませんが、パソコンやゲーム機などの大容量となるゲームのアップデートデータをダウンロードする場合などは光回線の5倍、10倍の時間がかかるなど不便を感じる場合が多いです。
特に雨の日、夜のゴールデンタイム、自然災害などが起きた時、正月などのイベント時には回線が混み合う場合が多く、通常よりも速度低下や通信の安定度が低いケースがあります。
光回線とモバイル回線(工事不要WiFi)では、通信の安定性に大きな違いがあり、特に遅延(レイテンシー)の面では、モバイル回線のほうが頻繁に発生しやすく、安定した通信が求められる場面では不利になることもあります。
常時接続の数値はこのping値によって分かりますが、上記の通りホームルーターはモバイル回線の特性上、光回線に比べてラグ・遅延に悩まされる方が多いようです。
ping値の数値 | 通信の快適度 |
---|---|
0〜10ms | 快適 |
10〜30ms | やや快適 |
30〜50ms | やや不安定 |
50〜100ms | ラグや遅延が多い |
ホームルーターでも平均してping値は30〜50msあたりを彷徨っているので、オンラインゲームを本格的にプレイするのでればおすすめは出来ません。
これによりオンラインゲームやビデオ通話(Live放送)などのリアルタイム性が重要とされるアプリケーションでは大きな影響を及ぼす可能性が高くなります。
もしもインターネットを使ってオンラインゲームやLive放送の閲覧などをメインで検討している方は一度考え直し光回線を改めて検討することをおすすめします。
ドコモのhome 5GやWiMAX、ソフトバンクAirといったモバイル回線を利用する工事不要のWiFiサービスは、公式サイトなどで「基本的に無制限」と案内されていますが、実際には一定以上の大量通信を行った場合、速度制限がかかる場合があるという利用規約が設けられています。
各社公式サイトでも無制限のあとに※1などの表記がありますが、この「※」ほど重要な内容を書いてある場合が多いのでたくさんのデータ通信を行う可能性がある方は必ず目を通しておいてください。
工事のいらないWiFiサービスの速度制限に関する各公式サイトの表記
工事不要なWiFiサービス別 | 速度制限に関する文言 |
home 5G (ドコモ) | ネットワークの混雑状況により、通信が遅くなる、または接続しづらくなることがあります。また、当日を含む直近3日間のデータ利用量が特に多いお客さまは、それ以外のお客さまと比べて通信が遅くなることがあります。なお、一定時間内または1接続で大量のデータ通信があった場合、長時間接続した場合、一定時間内に連続で接続した場合は、その通信が中断されることがあります。 (home 5Gの注意事項について(docomo公式)) |
WiMAX+5G (UQ/KDDI) | より多くのお客さまにWiMAX +5Gを快適にご利用いただくために、一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります。 (WiMAX +5Gネットワーク混雑回避のための速度制限につて) |
ソフトバンクAir (ソフトバンク) | ご利用の集中する時間帯(夜間など)は、サービス安定提供にともなう速度制限のため、通信速度が低下する場合があります。特定のエリアでネットワークが高負荷となった場合、該当エリアのお客さまについては、サービス安定提供にともなう速度制限のため、通信速度が低下する場合があります。 (SoftBank Ariの速度制限について) |
楽天モバイル | ※2 公平なサービスのため、速度制限の場合あり。環境により速度低下する場合あり (サービスエリアの通信速度とデータ高速モードについて) |
これはモバイル回線である以上避けて通れない決まりごとであり、他の同サービスを使っているユーザーの快適な通信に影響を及ぼすのを防ぐために実施せざるを得ないことなんです。
特に最近都心ではドコモの4G LTEのネットワーク通信の品質が著しく低下し、ある一定の時間帯では繋がりにくくなっているという声も聞きくため同じドコモの通信エリアを使うhome 5Gにも少なからず影響が出ていると予想されます。
光回線も厳密には完全に無制限というわけではありませんが、工事不要のWiFiで使われるモバイル回線と比べると、制限の基準は10倍〜100倍ほど緩やかで、実際に光回線で通信制限にかかったという声はほとんど聞かれないのが実情です。
もしもこのような毎日たくさんのデータ通信を行う可能性があるサービスを使っている場合(1日10GBを超えるデータを使うなど)はいくら無制限と言われているホームルーターでも速度制限が急に行われる可能性はありますので、それを理解した上で検討してみてください。
home 5Gほんとうに制限解除かほんとにわからない。低速じゃなく全く繋がらなくなるから無制限とは記載しないでほしい。引用:X(Twitter)
楽天モバイルに問い合わせ送った直後から良くなったけど、しれっと制限かけられてたかな?以前のような1日10GB制限みたいなのあるのかな。引用:X(Twitter)
ソフトバンクエアーは何度も通信制限されていたけど、楽天モバイルはほぼ通信制限されない。持ち歩きには向いてないけど固定回線代わりにはいいよ。引用:X(Twitter)
なかなか無制限と言われているWiFiサービスで速度制限にかかるケースというのは多くないないですが、利用者の中には速度制限にかかったという声もSNS上に散見されるため、自分がどこまでデータ通信を行う可能性があるかを十分理解しておく必要があります。
ドコモのhome 5GやWiMAX+5G、ソフトバンクAir、楽天モバイルの制限がかかるまでのリミットなどは非公開なのと検証データが少ないため実際の数値は不明です。
利用するアプリ等のデータ量消費基準については検証結果を以下にまとめています。
【アプリ毎】1GBまでのデータ通信量と節約するための目安をまとめ
ここまで工事のいらないWiFiについてデメリットをまとめてきましたが、通信品質を求めるのであれば光回線の二の次の選択となり、このデメリットをしっかりと理解した上で利用するなら工事不要WiFiをおすすめできる人は以下のようになります。
アップロードの速度や常時接続のオンラインイゲーム、大容量のダウンロードファイル等がない場合には、比較的ライトに使う多くの人にはこの工事不要なWiFiは十分におすすめできます。
動画閲覧がメインという方はストリーミング再生時のバッファリングが遅い程度で、それを許容できれば工事不要なWi-Fiでも十分でしょう。
下り速度やアップロード速度を突き詰めれば不満が出てくるかもしれませんが、インターネット通信をメインとした生活や仕事に携わっていなければほとんどの方がこのホームルーターで事足りるのは事実です。
ただし万が一のことを考えてここで解説したデメリットについては予め理解した上で検討してみてください。
おすすめできない項目に該当する方は以下の光回線を推奨します。
工事不要なWiFiのデメリットを理解したうえで「ネット速度を重視しないライトな利用用途」であれば必ずしも光回線でなくとも十分です。
しかも光回線とは違って工事も必要なく、申し込みからすぐに開始できますので、ライトユーザーにとっては気軽に利用できる恩恵があります。
そこで工事不要でコンセントに差すだけで使えるWiFiインターネットサービスがおすすめな人には以下の4つのホームルーターサービスを推奨します。
契約しているスマホ会社によってはセット割引の適用により月額利用料金が安くなることがあるので、それに合わせたホームルーターを選択するのが良いでしょう。
WiMAXは多くのプロバイダがありますが、GMOとくとくBBは総合的に最安クラスで、au・UQモバイルのセット割も使える無制限WiFiプランです。
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工事不要なWiFiサービスやホームルーターについては以下の記事も参考に
その他のホームルーターに関する記事
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