【FC26ラグ改善】遅延・重い症状の改善策。勝つための最強光回線5選

「EA Sports FC 26」が開幕！Ultimate Team（UT）やオンラインシーズンで、世界中のプレイヤーと熱戦を繰り広げている方も多いと思います。

しかし、こんなストレスを感じていませんか？

• 「パスやシュートの入力がワンテンポ遅れる」
• 「試合全体が重くて、選手がヌルヌル動かない」
• 「大事な局面で操作が反映されず、理不尽な負け方をした…」

その敗因、あなたのプレイングスキルではなく、ネット回線が原因かもしれません。特にFC26のような対人戦では、回線の応答速度を示す「Ping値」が勝敗を大きく左右します。

また今作はディフェンスが非常に難しく、ドリブルや攻めが有利なバランス調整となっており、特にラグ・遅延は勝敗に大きく影響を与えます。

この記事は日時：2025年10月30日 AM 12:18に公開・更新しました。

なぜラグい？FC26の勝敗を分ける「Ping値」の重要性

速度（Mbps）よりも応答速度（Ping）が重要

ネット回線の広告でよく見る「下り最大1Gbps」といった「速度（Mbps）」。これは一度に送れるデータの量（道路の幅）を示すものです。

ただし、一瞬の判断や操作が勝敗を左右するFC26では、通信速度よりもデータの応答速度を示す「Ping値」が何より重要です。Ping値は「ms（ミリ秒）」で表され、数値が低いほどラグが少なく、反応が速いことを意味します。

ping値の数値	常時接続時の通信の快適度
0〜10ms	快適
10〜30ms	やや快適
30〜50ms	やや不安定・たまにラグ発生
50〜100ms	ラグや遅延が多発でストレスMAX

いくら道路の幅（速度）が広くても、目的地までの往復（Ping）に時間がかかっていては、操作遅延が発生し、相手に先手を取られてしまうのです。

画面に「コネクションモニタリング」でPing値を表示させる

常にPing値が緑色の状態を維持できていれば、通信は安定しており、FC26を快適にプレイできます。

Ping値が常に30msを超えて黄色や赤色で表示されている場合、通信の遅延が発生しており、FC26のプレイ中にラグを感じる原因となっています。

あなたの回線のPing値をチェックする方法と目安

まずはご自身の回線が対戦ゲームに向いているか知ることが第一歩です。「Fast.com」や「Speedtest.net」などのサイトにアクセスすれば、数秒でPing値（サイトによっては「レイテンシ」と表記）を測定できます。

Pingもしくはレイテンシの数値が高い場合は他の原因も視野に入れるべきで、どの通信でも10ms以下なら最高、20〜30msなら要チェック、50ms以上なら改善・対策が必要と考えておきましょう。

【効果絶大】お金をかけずに今すぐ試せるラグ改善策6選

どうしても測定したPing値が推奨される数値を上回り、バグや遅延が改善されない場合は、光回線を乗り換える前に、まずは無料でできることから試してみましょう。これだけで劇的に改善するケースもあります。

① 【基本】：Wi-Fiから有線LAN接続に切り替える

もしWi-Fi（無線）でプレイしているなら、今すぐ有線LAN接続に切り替えましょう。

Wi-Fiは電子レンジなどの家電や他の電波の影響を受けやすく、通信が不安定になりがちです。一方、有線接続はケーブルで直接機器をつなぐため、最も安定した通信が可能で、Ping値も低く保てます。

② 効果は高め：ルーターやONUを再起動する

ルーターやONU（光回線終端装置）は、常に稼働している精密機器です。長時間の使用によって内部に熱がこもったり、アクセスログが蓄積したりすると、動作が不安定になったりパフォーマンスが低下することがあります。

電源コードを抜いて1分ほど待ち、再度起動するだけで通信がリフレッシュされ、速度やPing値が改善する場合があります。

③ 通信の渋滞を解消：不要なアプリやバックグラウンド処理・デバイスを切断

PCやゲーム機で他のアプリがバックグラウンド通信を行っていると、その分FC26に割り当てられる通信帯域が減り、ラグの原因になることがあります。

FC26のプレイ中は、OSのアップデートやファイルのダウンロード、動画のストリーミング再生などの通信を一時停止しておきましょう。可能であれば、他のデバイスのネット接続もルーター側で制限しておくと、より安定した環境でプレイできます。

他のゲームアプリのアップデートやダウンロードがバックグラウンドで動いていないか確認し、もし実行中であれば、FC26をプレイしている間は一時停止しておくのがおすすめです。

さらに、同じ回線を使っている家族が動画を視聴したり、大容量の通信を行っていないかも確認しておくと安心です。

④【上級者向け】DNSサーバーを高速なものに変更する

通常はプロバイダが提供するDNSサーバーを利用しますが、これを応答の早いパブリックDNSに変更することで、通信の安定性やレスポンス速度が向上する場合があります。

提供会社	プライマリDNS （優先DNSサーバー）	セカンダリDNS （代替DNSサーバー）
Google Public DNS （Google）	8.8.8.8 （IPv4の場合） 2001:4860:4860::8888 （IPv6の場合）	8.8.4.4 （IPv4の場合） 2001:4860:4860::8844 （IPv6の場合）
Cloudflare	1.1.1.1 （IPv4の場合） 2606:4700:4700::1111 （IPv6の場合）	1.0.0.1 （IPv4の場合） 2606:4700:4700::1001 （IPv6の場合）
OpenDNS	208.67.222.222	208.67.220.220
Quad9	9.9.9.9	149.112.112.112

PCやPlayStation 5の設定から変更でき、特にGoogleやCloudflareが提供するDNSは、多くのゲーマーが利用している定番設定です。

設定方法はこちらで解説

⑤ グラフィックプリセットで画質設定を変更

グラフィック設定を落とすことで、CPU負荷を減らし結果的にラグを減らせる可能があると報告があります。

⑥ クロスプレイをオフにしてみる（コンソール機のみ）

FC26はクロスプレイに対応しており、デフォルトではクロスプレイがオンになっています。

よって症状が改善しない場合はこのクロスプレイをOFFにしてみて改善されるかをチェックしてみましょう。ただしPC版はクロスプレイの設定変更はできないようです。

参照：EA SPORTS FC™ 26 サポート

⑦ PC版は「必要動作環境」を満たしているか？

回線環境を整えてもラグやカクつきが改善しない場合、PCのスペックそのものが足りていない可能性があります。

特にFC26は最新タイトルということもあり、必要とされるスペックが従来より多少高めです。まずは公式が公開している動作環境を満たしているかを確認しておくことが重要です。

FC26 PC版 動作環境

	最小スペック	おすすめスペック
グラフィック設定	720p、60 FPS プレイ、低プリセット	1080p、60 FPS プレイ、中プリセット
GPU	NVIDIA GTX 1050 Ti または AMD RX 570 (4 GB VRAM)	NVIDIA GTX 1660 または AMD RX 5600 XT (6 GB VRAM)
CPU	Intel Core i5-6600k または AMD Ryzen 5 1600	Intel Core i7-6700 または AMD Ryzen 7 2700X
RAM	8 GB RAM	12 GB RAM
OS	Windows 10/11 (64-bit、最新アップデート)
ストレージ	100GB

もし利用中のPCが「最小」のスペックを下回っている場合、それがラグやカクつきの根本的な原因である可能性が高いです。

関西圏内住まいなら3年ごとに最新ハイスペPCが使えるオプションあり

⑧ サーバーを確認する【近接地域マッチメイキング】

FC26のデフォルト設定では近接地域マッチメイキングが有効になっており、自動的に近いサーバーへ接続する設定になっていますが、もしもこれを何かの拍子で変更してしまっている場合は元に戻してみましょう。

【2025年最新】FC26におすすめのゲーマー向け光回線と選び方

全国のゲーマーからの評価が高く、FC26の対戦環境を劇的に改善する可能性のある光回線を5つ、厳選してご紹介します。

ポイント①：「独自回線」がゲーマーに有利な理由

光回線には、NTTの回線を利用して提供される「フレッツ光」や「光コラボ回線」と、自社の回線設備を使う「独自回線」があります。

特に利用者が多いフレッツ光・光コラボ系は、夜間など混雑する時間帯に速度が落ちやすい傾向があります。

一方で、「NURO光」や「eo光」、「コミュファ光」などの独自回線は、利用者が限られている分、回線が混雑しにくく、安定したPing値を維持しやすいのが特徴です。

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ポイント②：夜間でも安定する「IPv6 IPoE」は必須条件

少し専門的な内容ですが、とても重要なポイントです。「IPv6 IPoE」は新しい通信方式で、従来の仕組みよりも混雑しにくく、安定した通信が可能になります。

ポイント③：さらなる安定を求めるなら「ゲーミング専用オプション」

一部の光回線では、月額料金を追加することで、ゲーム通信を優先的に処理する「ゲーミング専用回線」や「ゲーミングデバイスオプション」が利用できます。

これにより、家族が動画を見ていてもゲームへの影響を最小限に抑えることができ、常に安定した低Ping環境を維持しやすくなります。

【2025年最新】FC26におすすめの全国のゲーマー向け光回線

ゲームとの相性
回線種別	独自回線	独自回線	NTTフレッツコラボ	NTTフレッツコラボ	NTTフレッツコラボ	NTTフレッツコラボ	NTTフレッツコラボ	独自回線	独自回線
提供エリア	関西限定	一部地域	広い	広い	広い	広い	広い	東海・中部限定	若干狭い
マンション 月額	3,326円〜	3,850円〜	4,378円〜	4,840円〜	4,400円〜	3,270円〜	4,840円〜	2,450円〜	4,180円〜
戸建て月額	980円〜	5,500円〜	5,478円〜	6,160円〜	5,720円〜	4,917円	6,160円〜	3,530円〜	5,610円〜
	公式サイト	公式サイト	公式サイト	公式サイト	公式サイト	公式サイト	公式サイト	公式サイト	公式サイト

独自回線を採用しているのは「NURO光」「eo光」「コミュファ光」「auひかり」の4つです。それ以外の回線はすべて、NTTのフレッツ回線を利用した“光コラボ”に分類されます。

NURO光（速度と安定性）

下り最大2Gbpsという圧倒的な速度と、独自回線ならではの安定性で、多くのゲーマーから高い評価を得ているのがNURO光です。Ping値の低さにも定評があり、「快適な環境を求めるならNURO光」と言っても過言ではありません。

＼NURO光の平均実測値／

（2025/10/15調べ）

平均下り速度	798Mbps	平均上り速度	702Mbps
平均Ping値	10ms	全国ランキング	12位 （70番中）

ただしNUROの最大のデメリットとして他社と比べても一番エリアが狭く、まだ提供していない都道府県も多いので利用できる地域にいたらラッキー程度で考えておいたほうがいいでしょう。

eo光（関西住まいなら最強の選択肢）

もしあなたが関西エリア（大阪・京都・兵庫・奈良・滋賀・和歌山・福井）住まいなら、「eo光」が最も強力な選択肢となります。

NTTの回線を共有する多くの光コラボ事業者とは異なり、eo光は自社で構築した独自の光ファイバー網を採用しています。そのため、時間帯による混雑の影響を受けにくく、常に安定した高速通信を提供できます。

＼eo光の平均実測値／

（2025/10/15調べ）

平均下り速度	865Mbps	平均上り速度	864Mbps
平均Ping値	14ms	全国ランキング	9位 （70番中）

ビッグローブ光

auと同じKDDIグループとなるビッグローブから提供されている最大1〜10Gbpsのビッグローブ光は、NURO光やeo光が厳しい地域の方にとって、NTTフレッツの光コラボの中でも品質が高いことで有名です。

＼ビッグローブ光の平均実測値／

（2025/10/15調べ）

平均下り速度	466Mbps	平均上り速度	381Mbps
平均Ping値	16ms	全国ランキング	40位 （70番中）

auひかりが提供エリア外となった方であれば、au/UQモバイル/BIGLOBEモバイルどれでも割引適用となる事業者となるのでおすすめできます。

GameWith光

日本最大級のゲームレビュー・攻略サイトを運営するGameWithが手がける、eスポーツなどゲーム向けに特化したハイスペック光回線が「GameWith光」です。

＼GameWith光の平均実測値／
（2025/10/15調べ）

平均下り速度	763Mbps	平均上り速度	654Mbps
平均Ping値	17ms	全国ランキング	14位 （70番中）

ゲームメディアやプロチームが監修する、まさにゲーマーのための光回線です。ゲーム専用の帯域を確保することで、時間帯に左右されない究極の低遅延環境を謳っています。ただしNTTのフレッツ光コラボ回線なので、ゴールデンタイムの混雑は多少影響があります。

ドコモ光

サービス開始から間もなく契約数700万件を突破した、NTTドコモが提供するフレッツ光回線を利用した高速インターネットサービスが「ドコモ光」です。最大1〜10Gbpsの通信速度に対応しています。

＼ドコモ光の平均実測値／

（2025/10/15調べ）

平均下り速度	458Mbps	平均上り速度	395Mbps
平均Ping値	20ms	全国ランキング	41位 （70番中）

フレッツ光コラボとなるので、人口集中都市部などではゴールデンタイムは混み合う可能性がありますが、OCN インターネットのプロバイダであれば、ドコモ光の中でも通信品質が高いです。

enひかり

NTTフレッツひかり回線を使用した月額料金が最安級で契約縛りもないプロバイダとなる「enひかり」で、同じフレッツ光でも他のプロバイダでは6,300円前後の費用ですが、enひかりクロスの10ギガタイプでは4,917円という圧倒的な安さです。

特にenひかりクロスという10ギガのプランは利用ユーザーの評判も非常に高く、Ping値も平均して10msでオンラインゲームを安定して使える条件が整えば非常におすすめの光回線です。

＼enひかりの平均実測値／

（2025/10/15調べ）

平均下り速度	487Mbps	平均上り速度	392Mbps
平均Ping値	14ms	全国ランキング	37位 （70番中）

コミュファ光（ゲーミングカスタム）

コミュファ光は東海地方（愛知・岐阜・三重・静岡・長野）限定で提供されている光回線ですが、ゲーミングカスタムのオプションが日本国内ではオンラインゲームをプレイする上で評判が最も高いです。

＼コミュファ光の平均実測値／

（2025/10/15調べ）

平均下り速度	792Mbps	平均上り速度	761Mbps
平均Ping値	14ms	全国ランキング	13位 （70番中）

＼日本国内屈指の通信品質の安定さ／

auひかり

KDDI独自の回線網を採用しており、通信の安定性に優れています。特にauやUQモバイルを利用している方は、「スマートバリュー」による月額料金の割引が受けられる点が大きな魅力です。

＼auひかりの平均実測値／

（2025/10/15調べ）

平均下り速度	619Mbps	平均上り速度	584Mbps
平均Ping値	15ms	全国ランキング	28位 （70番中）

またKDDIグループの光回線となり、auスマホユーザー「auスマートバリュー」はUQモバイルは「自宅セット割」でそれぞれ毎月最大1,100円の割引を適用し更に安く利用することができます。

hi-hoひかり with games

インターネット回線のプロバイダでは歴史が長く、光回線事業では長年の運営の実績がある株式会社hi-hoが新たに手掛けるマルチプレイゲーム・配信者向けのインターネット回線サービス「hi-hoひかり with games」です。

＼hi-hoひかり with gamesの平均実測値／

（2025/10/15調べ）

平均下り速度	672Mbps	平均上り速度	730Mbps
平均Ping値	18ms	全国ランキング

現在は複数のeスポーツのプロチームがスポンサー、そして導入実績がありマルチプレイによるラグや遅延を特に気にしている方にはおすすめできる回線プランです。

＼eスポーツチームも使うゲーミング回線／

まとめ：最適な回線と適切な接続方法で快適なFC26ライフを！

最後に、この記事の要点をまとめます。

• FC26で発生する操作遅延やラグの主な原因は、Ping値の高さやPCのスペック不足。
• まずは、有線接続やDNSの変更など、無料でできる基本的な対策から試す
• それでも改善が見られない場合は、ゲーマー向けの光回線へ乗り換えるのが最も効果的

参考：EA SPORTS FC™ 26 サポート